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いやまあ適当なこと書いてますが、ちょっと昨日のエントリーはざっくりしすぎなので、補足を。むしろちょっとしたストレス解消なんで、エントリーしたという事実が自分には重要w。

じつは年の暮れにうちの婆さんが誤嚥性肺炎で入院する騒ぎがありまして、ちょっとバタバタだったのです。誤嚥性肺炎というのは老人の死因となる場合も多く、大変です。

ここにもちょろっと書いたことがあったようが気もしますが、婆さんは認知症が進行し、足腰も弱っていました。昨年4月から特別養護老人ホームに入所し、家族としては負担が軽くなって(不謹慎かもしれませんが)ほっとしたものです。

症状が軽ければ再び老人ホームに戻ることになるんですが、3ヶ月入院してしまうと、老人ホームへの入所資格を失ってしまいます(世の中には順番待ちの高齢者がたくさんいます)。もしそうなると、そういう症状の老人を長期間預かってくれる病院というのは費用が非常に高額なため(月額40~50万とか)、とても無理なので、ホームヘルパーさんをお願いしつつ自宅で介護ということになり、入退院を繰り返す…みたいなことが想定されます。

で、医療や介護の費用がどのくらい必要なのか、まだ想定ができない段階ではあるものの、うちの父親は既に定年退職してるし、なにせ共働きではない公務員家庭だったもんで金はたいしてないんですよね。バブル時代の恩恵が全然なかったしw。自宅で本格的に介護となると、婆さんのほうの棟は古く、雨漏りがひどいので改修が必要となります。そこは爺さんがケチって安普請だったわけですよ、まったくもう。

そんな経緯から、うちの正月はたいしてめでたくもなく。まあオレも長男だから、いざとなればいろいろ負担するのはしょうがないです。それに、母親の実家も母の兄夫婦の一人息子が都内で仕事についてて若い手がないので、老老介護みたいな状態に近づきつつあります。ここだけの話、母の兄夫婦はお見合いで結婚したからかどうか知らないけど、嫁はあんまし介護する気がないっぽいので、うちの母が心配してちょくちょく様子を見に行ってます。まあ嫁は公務員で稼ぎが旦那よりも多くなってしまったので、そういう配分になってるんかもしれませんが、うちの母親はたまりません。

例のイトコには、次男のほうが早く売れる理由を説明しても、あいつはバカっぽいのであんまし理解してなかったなそういや…

こんな楽しくもない話ですが、とにかくうちはこういう環境で、個人的なキャパとしてもあれもこれもっていうのは無理なんで、仕事と、あとは最低限これだけはっていう趣味に選択と集中をしていくしかないっすよね、半ば強制的ではあるものの自主的に、ということです。

親の介護の費用も考えてお金を貯めておける人など、実際はそう多くないと思うんですよ。自分の老後だってあるんだし。それを自己責任だって言われたらそれまでなんですが、介護だの過疎化だのはねえ、ほんとにヤバイです。まあ家庭によって事情は違うから、偏りは当然あると思います。

政治にどれだけ頼れるのかも分からんので、自分のやれることをやっていくだけですな。子供手当もいいけど、いつのまにか少子化対策・子育て支援じゃなくて景気対策扱いになってるし(オレも景気対策だと思う)、民主党のバラマキはきれいなバラマキですかそうですか。いや冗談はともかく、うちはそれはもらえないので、景気と雇用をどうにかしやがれって思います。そら民間の雇用がこれだけ薄くなってりゃ中高年はヤバイわけで、仕事があるかどうかも自己責任といってしまっては夢も希望もなく、そしたら一時的でもなんでもいいから政治が、国が吸収しないといかんよね。そんな惨状放置してたら、それ見た若者はますます非婚化です。そのへんの皮膚感覚は政権が交代して変わったのでしょうか。まあCO2とか先に言っちゃったら景気もクソもないような気もします。

つらつらといろんなサイトを眺めていて、共感したブログを。

シロクマの屑籠(汎適所属)  -  “生き甲斐やレゾンデートルが自己責任の時代”

生き甲斐やレゾンデートルを、求めずにはいられない社会。
個人がそれらを全部自前で用意しなければならない社会。

えーと、読んでいただければ、まあそういうことですので、ここでは自分の視点を書きますよ。

自分は自営業と化してますので、会社に所属してる場合と比べたら、誰かに必要とされてるという意識は、すごく希薄じゃないかと思います。オレが絶対に必要、オレじゃなきゃダメ!というシチュエーションはないわけで、しかしそう考えちゃうと仕事に誇りはもてなくなるので、てゆうか誰でもいいならオレでもいいじゃんね…みたいな落とし所を適当に考えて妥協しています。凡庸というのはそういうことじゃないでしょうか。

多くの人にとって、自分は誰かに必要とされるかどうかという問題は、残念ながら「必要ない」ことのほうが多い世の中ではないかと、私も思います。

こうするのがいいですよ!という処方箋があるならオレも知りたいんですが、子供のころどう考えていたかというと何も考えてなくて、適当なところに収まるんだろうと漠然と思っていたわけで、大人になってみたらアナタ、未だによく分からないままですよ。

まあしょうがないんで、人生の残り時間をどう消化するかという視点においては、仕事ではできるだけ便利なやつになることを心がけるくらいです。役に立ってなんぼです、たぶん。そういう、基本的には自分と世の中みたいなざっくりとした見方というか価値観は、一人でないと破綻するので、やっぱり独り者でしょうな。

いやさ、3歳下のイトコがいて、そいつ(長男)の弟が先に結婚しちゃって、長男が明らかに焦ってたりしてて、なんかカルチャーショックをおぼえました。普通そういうもんなんですかね。オレがいるからビリにはならんからその点は安心しろ、妹なんか既にバツイチなんだぞ、と言っておきました。ダメか。

趣味はこうしてDTMとかラジオ的なものをやってますが、これもねえ、人様から望まれないものの最たる例です。ぶっちゃけ、報われるためのプランから作っていかないと意味をなさないのでしょう(去年は動画を作るということで試みてみました)。ちょっと小生意気ですが、今年はそれをもっと考えよう。どうにかして。嘘ついてモテ(ry

ついでに余談ですが、個人的な興味でいえばミクもソニカも同じなんですが、どうせ一般ウケするのはミクなんだろうなあ…

…みたいなことを書いて再確認してみたりする、カラ元気も元気なんです、というお正月は今日までです。

あけおめちゃん!

なんとなくカラオケに行ったら、名前と年齢を書けというのでリストに書き込んだんですが、他の客は20代ばかりで35と書くのを一瞬躊躇したのはナイショです。

んー、結局疲れた年でした。みたいに書いてみたところで、24時間後にはあけおめとか書いてるんでしょうケド。人間とはなんと節操のない存在か。

とにかくこのブログは、身も蓋もないブログとして来年もあり続けるのだと思います。できるかぎり本音で書いているつもり、かっこつけないブログです。いやたぶんかっこつけたほうがアクセスも増えるような気もします。見せかけも重要なんです。それもうまくできるのが大人なんです。嘘ついてモテるの。

というように、芸風も変わらないであろうと思う私ですが、昨年までやっていたようにアクセスの傾向をまとめて締めくくるというのも面倒というか、昨年とほぼ同じような傾向でした。

皆様よいお年をお迎えください。

【追記 2009/12/31 19:50】

VPSのメンテナンスが長引いて14時ごろからアクセス不能になっておりました。さきほどようやく復帰。