ブログ検索

メタ情報
RSS

このページに表示されているエントリー

興味深い記事を見つけたのでたまにはエントリー。

「補償金もDRMも必要ない」――音楽家 平沢進氏の提言
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html

記事は、音楽家と著作権の管理についての話題であり、一見して我々のような客、リスナーについては関係のないものに見える。しかし、ネットラジオで楽曲を流すといった場合は、楽曲を利用する立場になり、記事中に出てくる「支分権」や「著作隣接権」の影響を受けることになる。

詳細は省くとして、複雑な権利関係があるため、楽曲の利用許可を個人的に得ることはとても困難な作業だろう。極端な話、1曲の楽曲を利用するためには、その権利を分け持つ各窓口全てにお伺いをたてなければならない。個人の趣味で放送するネットラジオには事実上不可能といえる。利用したくでも利用することのできない状況はとても理不尽であり、楽曲利用者側からしても、なんのための管理団体なのか分からない。

また極端な例だが、記事の平沢氏のように楽曲に関する全ての権利を自ら管理する状態であれば、本人に許可を得るなり契約を交わすなりすることで、晴れて何の問題もなく利用することができるようになる。ただしこうしたケースは稀有だろう。

音楽は聞かれないと始まらないと思う。まさに「補償金もDRMも必要ない」と思う。ネットラジオのDJが選曲したものがヒットすることだってあるかもしれない。リスナーとしては聞いてみていいと感じたものに金を払いたいだろうし、そのためにはより多くの楽曲に触れる機会が必要だ。

・・・といったキレイゴトを、このような話題の際には毎回並べてる気がするのだけど、いわゆるメジャーシーンというのはビジネスだから、金儲けしやすい仕組みになってるわけよね。そういう前提では別になんでもない。何が嫌かって、それ以外の選択肢がないというか、レールから外れるとネットラジオすらまともにできないことだ。ネットが普及した今ですら、音楽家とリスナー(利用者)はまるで不在で企業間取引の仕組みしかない。時代に逆行したレガシーな音楽産業は、衰退していくのではないかと思う。

この連休はあちこち出かけてきた。詳細は省くけれど、とても充実しておりました。たまには少し遠出してみるものね。

鉄道の指定席などは確保していなかったこともあり、移動は綱渡りとなった。それでも空いてそうな時間帯に合わせて動いたり、始発を狙うことでどうにか席を確保できた。新幹線はさすがにやばかったが、鈍行or快速のグリーン車は気軽な追加料金で快適な空間だった。普段なら利用しないグリーン車、3000円以下で上野―宇都宮間を座っていられるのなら、座れない可能性の高い新幹線の自由席(5000円弱)よりも全然マシだ。かかる時間は2倍でも、連休だからOK牧場。 ※ただし、グリーン席は指定席ではないので空いてるかどうか確認・席を確保しつつ券を購入しましょう)

そして、車を運転しての移動もした。観光地や高速のIC付近は混んでいてストレスがたまった。これも連休なのであきらめはつく。コンビニでのトイレ休憩は欠かせない。現代のドライブイン、コンビニ。お菓子もあるよ。

明日からまた普通の日々が始まるが、肝心の私の抱える案件はいろいろあって微妙な状態。まいったまいった。

微妙にブログのことが頭から抜け落ちておりました。いかんいかん。元々むいてないのは重々承知だが、忘れるとは思わなんだよ。ははは。

なんとなく HDD の内容を整理していたら。昔作った音楽のファイルがでてきた。それなりに長い時間取り組んだわりには出来上がった曲数は少ないが、つまり気に入ってるものだけ完成(?)しているということにもなる。自分で作れば自分の好きなものになる。

欠点もなんとなく分かっている。他人に聞かせるには単調だし味気ない。華もない。言い訳だが、テクノという音楽は、それを作るほうも聞くほうも、そう思って聞くから成り立つところがある(お笑いだって、笑いたいから見るのだ)。これをもっと受け入れやすくする、つまりポップミュージックとして成立させるひとつの方法は、かつての YMO や 電気グルーヴ 等の手法だろう。馴染みやすいメロディやボーカル等を中心に構成し、手法やジャンルとしてのテクノを際立たせればいいと思う。

自分だけでやっていると、商売するわけでもないから、自分の好み以上のものは作品に反映しない。所詮マスターベーションにすぎない。だからあまり他人に聞かせようという欲求がなかった。他人に聞かせようとするならば、工夫や勉強がないと失礼だと考えた。サービス精神や、おもてなしの精神かもしれない。結局そういうことにはならなかったので、内向きの音楽活動だったといえる。もっと欲を出せばいいのかもしれないが・・・

今でも音楽を作るツールを立ち上げて遊んでいるけれど、たいして気持ちは変わっていない。ダメな根本的な原因は、私がめんどくさがるからなんだろうねぇ。

アフロボンバーの成分解析結果 :

アフロボンバーの89%は夢で出来ています。
アフロボンバーの5%は勢いで出来ています。
アフロボンバーの3%は言葉で出来ています。
アフロボンバーの2%はお菓子で出来ています。
アフロボンバーの1%は真空で出来ています。

微妙にお菓子がまじってるがおおむね合ってる・・・!!