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何年か前、Mac で使うために買ったオリンパス社製のMOドライブ。最近はめっきり使わなくなったのでで放置していたのだが、父が MO を使うというので引っ張り出してきた。ドライブ本体のインターフェースは SCSI 接続で、付属の USB-SCSI 変換アダプタを通して Mac/PC 等に接続する。

変換アダプタの型式は USB-SCSI-MD50 というのだが、オリンパスのサイトを見ると発売当時の Windows98/ME 系のドライバしか公開されていない。それもあって、このアダプタの開発元のサイトでドライバを入手できることは以前に確認済みだったのだが、そのサイトは消えうせていた。マイナーなデバイスはこれだから・・・

そこで型式名でググってみたら、情報が得られた。
http://farchi.nifty.com/weblog/2005/01/usbscsi.html
WindowsXP なら標準のドライバで認識することが分かった。

さっそく Plug and Play(Plug and Pray とはよく言ったものだが)。HDD へアクセスしてなにやらインストール作業を行っている様子。経過は画面右下に表示されるフキダシによって把握できる。が、不完全な認識に終わった。MO ドライブのアイコンは出てこないし、デバイスマネージャでみると「!マーク」になっている。うーむ。やはりドライバなしはダメなのか・・・

しばし迷ったが、なんとなく USB の抜き差しをしてみた。するとどうだろうか。さらにインストール処理が進み、今度は MO を認識したし、ちゃんと使えることも分かった。

このような推測をしてみた。

[ 初回接続時 ]
USB-SCSI 変換アダプタ自体の認識に成功
但しそのデバイスの正常起動に至らず
先にあるMOを認識することはできなかった

[ 次回接続時 ]
USB-SCSI 変換アダプタは正常に動作を開始
先にある MO ドライブの認識・起動に成功

いわゆるインストーラーを使って導入する場合はこういった処理を予めこなしてくれるのだろう。なにはともあれ使えたのでよかった。買わずに済んだー。USB1.1で遅いけどね!

どうみても前回のエントリーはキチガイなのだが、たまに極端な思考をしてみたりするときがある。そうすることで自分のポジションを確認する。べつにブログに描かずに自分の頭の中だけでやればいいのだけど、ブログは創作物であると思うので、ちょうどいいと思った。

ブログに書いてあることなど、信用できないものだ。本当のことが書いてある保証などどこにもない。書かれることは、理想的な自分の像かもしれないし、まったくの創造物かもしれない。このブログに関しては、現実と虚構の入り混じった、うわごとのようなエントリーを、これからもやっていきたいと思う。書きっぱなしは面白い。

物質文明華やかなりしこの世界に暮らすみんな、ご機嫌いかがでしょう。音楽について日ごろ考えることを書こう。

例えばカラオケで歌えたほうが楽しみは増える。でも、音楽の持つ性質は歌だけではない。無論、声は重要な要素だが、それは音楽の一つの側面にしかすぎない。歌だけを求めていたら、様々な可能性を持つ音楽はなくなってしまうし、表現者たる音楽家もいなくなってしまうだろう。残念ながら量産型の音楽は誰にでも作れる領域だ。それを教えない世の中は、どんなに不幸だろう。

私はできるだけ、音楽を聴くことに集中したいと思っている。それは作者へのリスペクトであり、自らにおいて音楽の存在を高め、維持するためだ。音楽に何かを求め、期待し、満たされたくて聴くのだろう。どんなジャンルの音楽であろうと、秘められた何かがあるのだろう。私はそれを「ありがたみ」と表現する。

そのうえで音楽への参加があるのだと思う。音楽のもつありがたみが分からずに参加したところで、まさに量産型音楽を垂れ流すだけだ。カラオケで歌えたとして、得手不得手はあれど誰にもできること(まさに量産型)だし、それは個人の能力であって、音楽そのものとは関係ない。つまりカラオケというのは、その音楽が個人にとって消費できる対象であるかどうかという指標のひとつにすぎない。

作り手がアイデアを具現化し、受け手がそれに追随できるメディアとしては、音楽よりも例えばマンガのほうが健全ではないかと思う。かつて平沢進氏は「音楽は負けました」と言った。残念ながら私もそう思う。世の中に音楽は溢れ、捨てるほどあるというのに、溢れれば溢れるほど手に入らなくなっていく仕組みがある。寒い時代だと思わないかい。

注:読み物としてまとめるために極端な文章になっております。他の意見を否定するものではありません。カラオケは遊びとしてとっても好きです。

自宅の畑ひとつ隔てたところの隣家では、夫婦喧嘩が絶えなかった。週末になると奥さんの怒声が聞こえてきたものだ。何年も変わらない風情だった。

ある時期を境にそれが聞こえてこなくなった。最近のことだ。どうしたものかと家人に聞いてみれば、引っ越していったのだという。いよいよ奥さん出て行ったかと思ったが、意外にも家族全員で引っ越していったらしい。

引っ越すに至った経緯は知らないけれど、比較的若い夫婦には田舎暮らしはストレスがたまるかもしれんし、例えば子育てするにも近隣の施設があまりに乏しい。怒声から想像できるのはそんなことだった。休日に旦那がゴルフに出かけようとすると大騒ぎになっていたし、子供もそろそろ小学生にあがるところだったしね。

その家は夫婦の親が提供したものらしいのだが、現在は借家になり住人を募集している。貸主はその夫婦だろう。ちなみに同じ敷地にはその夫婦の親戚の家もある。そういうのは暮らしにくいかもしれない。

なかなか激動の隣家だが、たぶん、どの人の言い分も間違ってはいないのだろうと思う。