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夏バテぎみのねこたちです。

その2

その1

光学式が授乳授乳と騒いでいるので、ちょっと久々のねこ日記。忙しくてなかなか書けない。

まずは悲しいお知らせから。1匹が車に轢かれて天に召されてしまった。本来なら外飼いがダメなのはよく知っている。しかしこいつらは野良だ。まだ人になつかない。可哀想なようだが、不注意な個体から淘汰されていってしまう。野良の世界は賢いやつだけが生き残るのだろう。畑の片隅に埋葬した。短い間だったけど、かわいい姿で和ませてくれてありがとう。猫が死んだときはいつも、もっと美味いものを食べさせてやればよかったと思う。後悔先に立たず。もっと親孝行したり、身近な人に感謝したりしなければならないと、ふと思う。

時を同じくして他の3匹もどこかへ行ってしまった。1匹が悲しい結果になってしまったので心配していたが、どうやら田んぼひとつ隔てた隣家にいたらしい。数日後、ぞっくり戻ってきた。彼らにどんな心境の変化があったのかは知る由もない。

3匹は日に日に大きくなっている。たいしてなつかないんだけど、彼らを見ているのは楽しい。でももう少しなついてほしいと思う。次こそは写真付きで。

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携帯からエントリー 子猫の画像もどうぞ

もう10日前くらいになるだろうか。うちの物置(旧家屋だったのでけっこうでかい)の屋根と天井の隙間に子猫がいることがわかった。最初は3匹にみえたけど、現在までに4匹確認している。親猫はといえばまるでボロ雑巾のようで酷い状態に見えた。

根っからの野良のようで警戒心がとても強い。昨年ネコ白血病で死んだ猫に似ていることもあって(同じ血筋かもしれない)とりあえず餌をやってみることにした。

小柄でやせ細った猫は、力のない威嚇をしてくる。しかし4匹の子猫の親であるからには背に腹はかえられないのだろう。与えた餌をキレイに食べてしまった。ドライフードを試してみたところ問題なく食べるので、与えるほうとしてもラクな猫だ。毎日餌を与え続けた。

日に日に距離は縮まり、今日になってようやく、私の足に擦り寄ってきた。こちらから触ろうとすると引っかかれるので、猫にまかせている。やはり野良猫としては複雑なようで、餌をねだりつつも「シャーッ」という威嚇が混じる。それでも大きな進歩だ。野良猫とはいえ野生動物みたいなものだしね。

ある程度落ちついてきたら、不妊手術を施して、ずっとうちに居候させてやりたいと思っている。子猫も同様に。かわいそうなようだけど、むしろ田舎には野良猫が住めるような環境がない。かわいそうな猫が増えるだけになってしまうだろう。私は過激な自然保護論者ではないけれど、人間と他の動物が共生できる世の中であってほしいと思っている。