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「4大レーベルはDRMを捨てよ」、Appleのジョブズ氏が提言

ジョブズ氏の言うことは、これは当然のことであると思い、

YouTubeとJASRACなどが初協議,日本語警告文表示へ
「思ったより友好的に話せた」――YouTubeトップと国内著作権者が初会談

こんな連中に因縁をつけられるYouTubeはかわいそうだなと思い、

JASRACを「料金徴収団体」と称したFLASH

単にカネが絡むから嫌われてるわけではないということを、おそらく自覚があろうとなかろうとやっていくのだろう。本当にヤクザみたいなもんだ。

まず最初にカネを出すというのではなく、価値を感じたことについての対価を払いたいわけだ。でなければアートとか娯楽なんてものは、そもそも成り立たないと思う。まさにぼったくりであり詐欺としかいえない。

シャアの名言に学ぶ、仕事術(上): (1/2)
シャアの名言に学ぶ、仕事術(下) (1/2)

この2ヶ月は、これまでの人生でかつてないほど働いた気がする。したがってたいしてネタもない。はやくぬけだしたい・・・はやく・・・

興味深い記事を見つけたのでたまにはエントリー。

「補償金もDRMも必要ない」――音楽家 平沢進氏の提言
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html

記事は、音楽家と著作権の管理についての話題であり、一見して我々のような客、リスナーについては関係のないものに見える。しかし、ネットラジオで楽曲を流すといった場合は、楽曲を利用する立場になり、記事中に出てくる「支分権」や「著作隣接権」の影響を受けることになる。

詳細は省くとして、複雑な権利関係があるため、楽曲の利用許可を個人的に得ることはとても困難な作業だろう。極端な話、1曲の楽曲を利用するためには、その権利を分け持つ各窓口全てにお伺いをたてなければならない。個人の趣味で放送するネットラジオには事実上不可能といえる。利用したくでも利用することのできない状況はとても理不尽であり、楽曲利用者側からしても、なんのための管理団体なのか分からない。

また極端な例だが、記事の平沢氏のように楽曲に関する全ての権利を自ら管理する状態であれば、本人に許可を得るなり契約を交わすなりすることで、晴れて何の問題もなく利用することができるようになる。ただしこうしたケースは稀有だろう。

音楽は聞かれないと始まらないと思う。まさに「補償金もDRMも必要ない」と思う。ネットラジオのDJが選曲したものがヒットすることだってあるかもしれない。リスナーとしては聞いてみていいと感じたものに金を払いたいだろうし、そのためにはより多くの楽曲に触れる機会が必要だ。

・・・といったキレイゴトを、このような話題の際には毎回並べてる気がするのだけど、いわゆるメジャーシーンというのはビジネスだから、金儲けしやすい仕組みになってるわけよね。そういう前提では別になんでもない。何が嫌かって、それ以外の選択肢がないというか、レールから外れるとネットラジオすらまともにできないことだ。ネットが普及した今ですら、音楽家とリスナー(利用者)はまるで不在で企業間取引の仕組みしかない。時代に逆行したレガシーな音楽産業は、衰退していくのではないかと思う。