ブログ検索

メタ情報
RSS

このページに表示されているエントリー

前回のエントリーによれば家庭用ゲーム機の話でも書くという話になってるけど、さらりと無視してITmediaの記事から。

「EMIは打つ手がなかった」――DRMフリー化と「CCCD」という無駄 そして日本は

5ページにも及ぶ長い記事だったが、私はすごく共感できた。私も前から書いてるけど、レコード会社の仕事つうのはリスナーを泥棒扱いしてデータ保護技術を高めることではない。売るのは音楽なのだから、いい音楽を作って宣伝して様々な流通を利用して利益を得ていくのが仕事だ。レコード会社が余計なことをして忌み嫌われるのは本末転倒だろう。MoE というゲームを運営してるどこぞの会社も同じようにウザいので、コンテンツを売るということは音楽もソフトウェアも似ているかもしれない。PSUは(以下略

何にせよ、DRMが縮小や撤廃の方向に向かうことは素晴らしい。泥棒ではなく客として扱ってほしい。価値を感じるものには対価を払いたい。さらにネットラジオ等でのユーザーの利用手段の拡大に及べばいいと思う。

ここからは妄想。

ネットの普及は音楽の流通を変えてきた。そして今、個人のブログや情報サイト等の台頭により、新聞やテレビといった権威ある既存メディアのメッキが剥がれ、レコード会社同様ウザい存在だということになってきた。新聞は部数が落ちていくし、地上派デジタルに移行するテレビは、移行の瞬間今使えるテレビの多くがゴミになり、視聴者の減少もありえるかもしれない。現在の程度のコンテンツならば移行コストを高く感じることもあるだろう。まともなネット放送局でもあればそちらを試聴するのに、という人も多いのではないだろうか。

部数や視聴者数による広告収入で賄っているメディアは、その減少によって運営方針を変える必要がでてくるだろう。音楽が変わっていくのならば、同じことがおこっていくのかもしれない。