投稿:2011-06-11 更新:2011-06-11 カテゴリー[
よしなしごと] タグ[]
・ようやく記憶をたどる気になった。
・あの時はNHKの国会中継をBGM(音は絞りめ)に仕事をしてた。
・作業に集中していたので緊急地震速報にはまるで気づかず。
・揺れ始めてTV画面に視線を移すと三陸沖震源のダイアログが見えた。
・揺れが激しくなって、棚の物が落ちてきた。
・かつて経験したことのない揺れ。
・次々に落ちたり崩れたり、たくさん物を積んでいたことを後悔した。
・(時間は曖昧だが)たぶん1分くらいして停電した。
・メッセンジャーで知人に送った最後の言葉は「でかい」だった(はず)
・TV等の映像や音が一切途絶えてしまい意識が地震に集中する。
・余計に怖くなった。
・ノートPCだけがバッテリーで動いていて危ないので閉じた。
・押入れの木製の戸が外れて中身(本とか)が崩れて流れだしてきた。
・外れて倒れた戸はiMacにひっかかって扉に殴られずに済んだ。
・iMacは戸に殴られたw
・家が潰れるかな…と思ったけど、何かを支えつつ立っていた。
・数分を経て揺れが収まったころには室内は大惨事に…
・しばしドキドキしていた。
・栃木県でこんなに揺れたんじゃ東北はどうなってんだろな…と思った。
・1階に降りて家族の無事を確認しつつ、ちょっとした放心状態だった。
・いろいろ落ちて壊れていた。
・その後すぐに大きめの余震があり怖くなって家の外にいることにした。
・庭にある石灯籠3つが全て倒壊していた(大きくはないです)。
・父親が墓を確認しに行った。
・最初の幾度かの余震のときに気づいた。
・まだ水の入っていない田んぼから土ぼこりがバーっと上がっていた。
・あたり一面、砂塵が舞っていた。
・揺られたせいなんだろうが、あんな光景は初めて見た…
・夕方寒くなってきたので家に入った。
・停電のさなか情報を得ようとWi-FiルータとiPhoneでネットへ接続。
・バッテリーはほとんどフル状態だったが、ちまちま使った。
・e-mobileはちゃんと繋がった。
・Gmailで関係者に無事を知らせた。
・やはり世間は相当混乱していた。
・微妙にデマや釣りが渦巻くTwitterでも無事を報告w
・訓練されていないTwitter民はすぐに引っかかる…
・ソースのない情報は除外、自分で書くときもソースを添える。
・ラジオで得た情報では変電所故障で停電が続きそうなことが分かった。
・幸い水道とガスは使えたので晩ご飯は適当に済ませた。
・これで耐えた水道管はすげえよ…と素直に思った。
・津波の被害が甚大だということを知る。
・ネットでニュースの動画を見て衝撃を受けた。
・しかし衝撃を受けたところでどうしようもない。
・夜、ラジオでは、特定の地域が壊滅したらしいとの情報を流していた。
・壊滅ってなんだよ…と歯噛みしつつ止まない余震に眠れぬ夜を過ごす。
・翌12日、車で外に出てみるも、信号が点かずヤバいので最低限で帰宅した。 ・知人の実家を確認しにいくと留守だった。
・セブンイレブンだけが手計算で在庫を売っていた。
・父親がタバコほしいとか言うから…(オレは吸わないのに)
・屋根瓦と大谷石の石塀の被害があちこちで確認できた。
・ここも立派な被災地だなと諦めていたら24時間ぶりに停電が復旧。
・一転、歓喜に沸き返るなか、TVをつけるとそこには津波に飲まれ荒野と化した被災地の映像が。
・たしかに壊滅だった。
・そして次に、骨組みを晒す原子炉建家の映像が…
・こりゃー日本オワタかな…と思った、そんな24時間でありました。
・ずいぶんと原発や放射線に詳しくなった3ヶ月だったわ。
・まあほんとに自分が生きていればこそでありますが。
・今後生きるということは、それらと対峙するということでもあり。
・とりあえずもうこんな事あってほしくないね。