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忙しさを口実に親孝行というか年寄孝行?してなかったので、爺さん婆さんのところへ顔を出して回ってきました。

まずは数ヶ月前に特養に入所したうちの婆さんを訪問。さすが認知症だけあって、オレ(孫にあたる)を父(息子にあたる)と間違う有様です。話してるうちになんとなく分かってくれたような、そうでないような。「挽きたてホットカフェオレ」という商品をコンビニで買って差し入れたところ、婆さんは「やきたてほっと」と認識したようで、ペットボトルを見つめては「やきたてほっと」と繰り返し呟いていました。会いに行くと最初はニコニコしてるんですが、後半は基本的に飽きてきますから、それを潮時に帰ります。そこには様々な老人が入所しています。仕事を手伝うことができる老人のグループが、洗い上がったタオルをせっせと畳む佇まいが印象的でした。

その足で、やはり少し前に退院した母方の爺さんに会いに、県北の母の実家へ向かいます。去年の暮れに心筋梗塞で入院したときは、80歳オーバーという高齢もあり、正直ヤバイかと思いました。しかし治療とリハビリ等を経て、半年かけて日常生活に復帰しました。すごい体力に脱帽。爺さんご自慢の、戦前から綴られる思い出の写真アルバムの新しいページには、入院中の爺さんの写真(母が撮影)が数枚加わっていました。そちらの婆さんも軽めの認知症で、「次はこっちを食べる」と言っては毎回同じ種類のパンを食べ、さらっと食べ尽くしていたのが印象的でした。仏壇の従兄弟の位牌にお線香をあげました。生きていれば今頃は25か26歳だったはずです。

帰宅してすこし休憩の後、着替えてまた出かけました。先日、友人のお父上が病気で亡くなられまして、そのお通夜へ。斎場への道のりはカーナビ頼り。何度か顔を合わせたことのあるお方でして、享年62歳と、うちの爺さん婆さんたちよりはずっとお若く、複雑な気持ちにもなります。ご冥福をお祈りいたします。

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