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日頃、Web Hosting Offer – Web Hosting Talk などを眺めて(GoogleリーダーにRSS登録して見てます)、激安なプランを見つけてオーダーしてみては地雷を踏むという、ある種末期的なことを繰り返しています。いやべつに繰り返したくはないんだけど、地雷が多いので結果的にそうなってます。

なんとなく掴めてきた感覚として、あちらのサポートの対応というのはかなりアバウトなこと多く、それが一般的だということです。もちろん素晴らしく対応のよい業者もありますが、ひどい業者になるとサービス開始しないうえにメール何通送ろうが一切無視です。ピンキリにもほどがありますw

先日の業者は、こんなかんじでした…

実際のやりとりは簡潔な英文ですが超訳でお送りします

オレ:「アカウント情報を送ってください。」
(インスタントセットアップて書いてあったのに支払い後1日過ぎても来ないってことは実は手動なのかなあ… 週末でもないし… この時点でかすかな地雷臭が)

業者:「ほらよ!」 わりとすぐ送ってきた

オレ:「なんかログインできないんですけど、これ情報合ってる?」
(やべえ、地雷かも)

業者:「合ってるよ、もう一度やってみて」

(えー、マジかよ。自分でログインフォーム作ってIDとパスをvalueにコピペで仕込んでも蹴られるんだけど… ログインのCGIは外部からでも動作してるし… はっ もしや! ← このあたりで地雷エスパー状態が発動している)

オレ:「IDの1文字分を小文字に変えたらログインできました。次の手順はパッケージ関連の設定なんですが、コンパネの画面に’Pakages’のメニューがないですよ。スクリーンショットをつけるよ。」

(リセラー向けのWeb Hosting Managerは、最初にパッケージを作らないとユーザーアカウントの追加等ができないので、このままでは全く先に進めない。スクリーンショットをつけるのは、稚拙な英語でだらだら伝えるよりは速攻で状態を把握できると思うから。)

業者:「新しいパッケージを追加する必要があります。まず最初にパッケージを作ってくださいね。」

オレ:「そもそも’Pakages’メニューがコンパネにないですよ。だからパッケージの追加はできないんだってば。もう一度スクショつけとくよ。」

業者:「’Packages’の下に’Add Packages’があります。設定の内容についてはサポートの範囲ではありません。」

(スクショ見てねえな…)

オレ:「てゆうかスクショ見た? ’Packages’がないから追加できないですよ。なんで’Packages’ないの? 他のホスティング業者で同じコンパネ(WHM)使ったことあるけど、そっちには’Packages’あるよ。」

業者:「混乱を招き、申し訳ございません。新しいアカウントを作りましたのでうんぬんかんぬん」

オレ:「問題は解決しました。本当にありがとうございました。」

(でもこのまま使うのは不安なので、テスト稼働させつつ様子みるかあ)

解決に要した期間は約二週間

…といいますように、業者さんはたぶん「そんなはずはない」というところから、ざっくりなサポートを行っていたように見受けられますが、こういう不思議な事態というものは起きてしまうものです。オレも驚いたもんw どう設定したらこんな状態のコンパネになるんだw

こういう経験を何度かしますと、日本の業者なんてどれも素晴らしいレベルなのではないかと思うようになりました。そして自分も、ちょっとだけ人間がまるくなったかもしれない、と感じる今日この頃です。

でもアバウトだからこそ、目新しいサービスをどんどん導入し、より攻撃的な価格で展開するのだろうし、それが海外のホスティング業者の魅力なんですよね。利用者側にも多少のことでは文句を言わない寛容さが求められるような気がします(もちろん止まったり夜逃げしたりしないでほしいですが)。VPSやクラウドのようなイノベーションが出てくる背景にはこういう土壌があるのかもしれません。

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