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おおむねマスコミの予想通りで面白みはなかった。ただ、与党への批判というのは理解できても民主に傾きすぎているような気がした。そう考えると、一連の年金パフォーマンスは参院選という一点に向けて着実に行われてきたのだろう。小泉前総理が郵政を争点に自ら解散選挙に打って出て勝利したように、望むタイミングで解散することができない民主は来るべき参院選にタイマーを設定し、敵を作りだす演出に成功したといえる。逆に自民は無策すぎた。党首の力、恐るべし。

こうして国家を舞台に壮大なケンカを繰り広げている自民と民主だが、現実に即して政を行うならばどっちも同じ穴のナントカつうか、あんまし内容的に違うとも思えない。マニフェストなどという絵空事や対決姿勢をでっちあげてそれらしくはしてるが、このところの選挙はパフォーマンス合戦であり、いちいち付き合うというのもアホらしいわけだ。さらに、どっちの党にも思惑の異なる人たちが入り乱れすぎなので、たやすく支持することもできない。与党には利権や宗教の影がちらつき、民主は旧経世会とも言える布陣に左派が合流した不思議政党(共通項は反米親中?)。昔の自民の派閥が二つの政党に分かれてやりあっている構図だ。いわゆる角福戦争というやつか。

となるとどっちがマシかという話になるし、じゃあ批判票というものはどこへ投じるべきか。いやどうせ死に票だし、そんなこと考えるのは捻くれ者なんだろう。しかしまあ、生活感のない話ではあるが、どこが勝とうが負けようが、結局は国民にとっての勝ち負けであるということは間違いないだろう。

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