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ポータブル型デバイスは「iP」で始まってますが、意味があるのかどうかは知りません。で、iPadは欲しいなと思っています。

PC Watch – ■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ iPadにカスタムチップを開発したAppleの戦略

Appleは、ついにカスタムチップを開発するところまで行き着いた。Appleが「iP***」系ビジネスがまだまだ伸長すると予想している証拠であり、同社がいかにiP***に注力しているかを示している。単なる音楽プレーヤーiPodから始まった流れは、iPhoneでコンピューティングデバイスとして開花し、うまく行けばiPadでさらにフォームファクタを広げる。

読んでみたところ、より高性能で低消費電力なチップを作っていく…ということでしょうから、いいことですよね。携帯でネットにアクセスしてるだけでも電池がすぐ減っちゃうし、スマートフォン級になれば推して知るべし。オレはそれが嫌でスマートフォンを遠慮してました。

それゆえAppleはこれまでも、マルチタスクやFlashといった電池バカ食い要因を徹底的に避けてきた…という経緯が最近語られつつあるわけですが、カスタムチップの開発が成功するならば、他社が追いつくのはさらに難しくなるのかもしれません。

ところでFlashといえばこんな記事。

Publickey – Flashがオープンソース化できず、FirefoxがYouTubeのHTML5動画を再生できない理由。H.264

「Flashをオープンソース化できない主な理由は、H.264のようにアドビが所有していない技術が含まれているから」と説明するのは、アドビシステムズでオープンソース担当ディレクタのDave McAllister氏。

なるほどこういう理由が。

読み進んでいくと、次世代の主力動画コーデックは何かという話になるんですが、各社がそれぞれのポリシーのもと模索するなか、この中では最もシガラミがなさそうなGoogle様は、有望なコーデック(VP8)を既に買収済みだったりしていて抜け目がないですね。

記事でも想定されているように、仮にYouTubeなどがVP8系に移行するなら、ネットの世界はまたちょっと変化していくのでしょう。

しかし、動画においては脱Flash化したものの、VP8がオープンになるのかどうか、オープンになったとしてAppleが対応するかどうかについては、フタを開けてみないと分かりません。

Chromeブラウザ&OSやAndroidプラットフォームでは見られても、せっかくカスタムチップで高性能化したiP***系デバイスでVP8に対応しないとすれば、どうにも微妙です。間にひとつ挟んでから見ましょう、という現在のYouTube対応方式でもやっぱり不満。ネットの大半の動画がするすると見られて、なおかつ省電力が生かせれば素敵だし、デバイスに対する満足度も高くなると思います。

まあAppleには昔からQuickTimeというものがありますから、チップの開発の方向性的にどうなんだろうという気もしております。適当な想像ですが、何をアクセラレーションするかといったら普通にQuickTimeですよね。Googleとは競合する関係になってきてますしね。

結局なにが言いたいかというと、いろいろ増えると末端は対応するのが面倒だ!、ということで。

2件のコメント

  • すぎい さんのコメント

    破裂音になるからだね。

    ヒットさせたいネーミングに P を含めるのは、定石みたいなもんだよ。

  • Mira さんのコメント

    どうもどうも。

    iPhone アイフォンって破裂音…?

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