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懐ゲーやジンマシンときてまた政治となる話題の偏ったブログへ今日もようこそ。愛してるよ。で、新しい総理が決まったわけだけど、前も書いたように、現実に沿った政治なら誰がやってもそんなに変わらないと思ったりする。麻生氏の発言に個人的には共感できたが勝てないと意味はない。結果が分かっている茶番など面白くはない。あまり世論とギャップが生じないように麻生票へ調整したように思えたんだけど、穿った見方だろうか。有利な勢力だからこそできる腹芸だ。

小泉-竹中路線の政治というのは、いわゆる新自由主義に基づいたものだったであろう。その結果、よく言われる格差が生じたかどうかは様々な見方があるけれど、「地域格差拡大否定論を統計的に批判検証してみる」のような分析をされている方もいらっしゃって、地域間の格差はあると判断できそうだ。経済指標なんてのは発表する側の思惑で使われるのだろうしね。

例えば拉致など国の主権に関わる問題は譲れないとしても、多くの人達にとっては明日のご飯が食べられることも重要であるので、それは経済や社会保障ということなる。小泉政権というのは、靖国や拉致といった日本人の心の琴線に触れる愛国的テーマで支持を煽る反面、「改革」の名のもとに対米従属で新自由主義的な政策をとっていたと思う。公共事業が減れば地域間格差が大きくなり、そして社会保障が削られれば格差は生活レベルを直撃する。その路線でいくなら地方の再構築とか富の再配分とか同時に進めなければいけないことがいろいろあるのだろうけど「改革」は半端なままに見える。ちなみにちょっとゆんゆん系のサイトでは300兆円もの郵便貯金は民営化後はこのように運用されると書いていて、本当なら最悪だろう。

安倍政権は失言やら何やらで酷い印象になってるが、代表的な仕事としては「防衛庁の省への格上げ」「国民投票法」「教育基本法改正」など、強行ではあったものの短い間に戦後の難題をクリアしている。やはり直接ご飯に結びつくものでは全然ないところが(年金でやられちゃうとか)タカ派の面目躍如であり、やることはやったという感じだ。本音では満足してるかもね。政治というのはイメージも大切だが、それ以上に実績もちゃんと見ないといけないと思う。失言などで騒ぐ暇があるのならマスコミはちゃんと評価もするべきだ。失言などはあってもなくても我々はご飯を食えるのだ。でも辞任タイミングは最悪。自殺未遂説まであるし。もろもろの真相が明かされる日は来るのだろうか。

そして福田政権の誕生となるわけだが、いろいろぐぐって読んでいた中のページで、ちょっと皮肉っぽくて面白かった。『新自由主義こえる「第三の道」 「結果の平等」ではなく「機会の平等」をめざす』。1年半前のものだが、この教授によれば最悪な結果となったということだろうかw。私も第三の道を支持する者として、この内容にはおおむね同意。自由競争はいいんだけど、勝ち組負け組などと表現される社会はどこか狂ってるし、それを続けたら将来は明るくないかもしれない。多少税金上がってもいいから(その分少ない金で暮らせるようにならないとダメだが)、不安の少ない世の中を多くの人は望むのではないだろうか。

しかしこうしてネット上に飛び交う情報を読んでいても、いろんな勢力の情報戦と化しているようで、マスコミも含めて何が本当かさっぱり分からなくなってんだよね… Googleは情報を集めるけどフィルターにはならないし。

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