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CNET japan JASRACは「放送通信融合」の敵か味方か–菅原常任理事に聞く

比較的まっとうなことを言ってるようにみえたが、罠だった。2ページ目の最後

正直に申し上げて、JASRACとしても正式契約できるに越したことはないのです。近年、音楽関係のビジネス成功例としては「着メロ」が挙げられますが、JASRACに入った手数料だけでも70億円規模に達しました。動画共有サイトについても、同様の展開を望んでいます。

 そうなれば、うちは必ず儲かるわけですから。

着メロは買ったことないからよく分からないけど、べつに私はこの人達を儲けさせたくてCDを買ってるわけじゃあなくて、作った人達に払いたいのが心情だ。まあいわゆる「管理」をやってるんだろうから手数料抜かれるのはしょうがないとはいえ、この団体の場合ちゃんと目的地にお金が届いてるかが不透明なわけだ。管理するだけで70億抜いて「同じようにやればうちは必ず儲かる」などと言う。仮にも公益法人が堂々と言うことだろうか。儲かった分だけ利便性が向上しているかといえばそうは思えないし。

とはいうものの、作者に金を払おうと思ったらJASRACを通すしかないのも現状。このブログ上にはミクを使ってカバーした楽曲を掲載してしまっているので、今のところ公然のアングラ状態だ。アングラサイトへようこそ。

実際「カバーした楽曲/非商用/個人/ストリーミング形式」により配信するなら JASRACネットワーク課 → 使用料規定早見表 によれば月額1000円を上限として何曲でもOKのようだ。条件を極めて限定的に設定すればリーズナブルだ。まあほんとにやるとなったらネタで貼ってるアフィリエイトを全部消さなきゃならないし、エントリー内容にも少し気を使わなければならないし、そんなことなら単に音楽だけ流すサイトを新しく作ったほうが早いだろう。数曲しかないけどw。いわゆる「縛り」ってやつですな。なんでそんなに事細かく指定されなきゃならんのよ。

カバーでなくオリジナルを使用する場合は楽曲ごとにいろんなとこに許可を得て使用料を決めてJASRACを通して支払うか、包括的に売上の何%分を支払うとか、そんなかんじのようだ。真っ当なネットラジオをやるなんてことは個人の趣味においては非現実的だ。

YouTubeやニコ動の場合は、そういった費用を運営側が負担する方向で調整しているようなので、「ユーザーに発表の場を提供する」という意味では理にかなっているのかもしれない・・・けど、そうなったらなったで、興醒めしちゃったりするのかもしれない。

やはり新しい何かを考えないとダメなのでは。利用者が縛られるのではなく活用できる仕組みにしないと。ネットでどう扱うのかという限定された話じゃなくて街中から音楽が消えてしまうかもしれない。メディアから押しつけられる音楽だけが流れる世界じゃヒット曲も生まれまいて。手数料で70億抜いた挙句に性悪説だなんだと主張する、どんな強欲だよ。

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