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TVつけたら「紅白の平均視聴率が40%に届かなかった」とTVがTVのことを嘆いていた。そんな数字をオレに訴えてないで勝手にどうにかしろよ、おまえがTVなんだろ?と思ったが、このブログ的にコメントさせていだきますと、音楽が売れない時代なんだから歌合戦なんか興味ないよねって話じゃないかと。そりゃまあ紅白ってのは音楽云々というよりも年末の恒例イベント的な存在意義もあるし、単純に語れるもんでもないだろうが。

昔みたいに音楽が娯楽の花形だったころはどんなバカ騒ぎやってても視聴率は上がったんだろう。(すごくてきとうに)例えてバブルみたいなもんだったとして、景気悪くなっちゃったからいろいろ努力してみてはいるもののやっぱダメですよねガハハという中小企業のオヤジのような紅白は、過去の栄光にすがっている。そもそもNHKは税金使ってるし、民放じゃないんだから別に視聴率なんぞ気にせんでいいはずだと思うのだが。気にする理由はあるんかもしれないけど、視聴者にとっては知ることではない。

年始に叔母さん(なぜか第九を歌うコーラス団に参加しちゃうような人だが、いわゆる音楽への興味は未知数)の言うことによれば、前回は秋川雅史氏の「千の風になって」が良かった、今回はコブクロが良かったそうだ。つまり、「数あるカルチャーのひとつとして音楽も楽しみたい」という層には、「私のお気に入りにできる曲はないかな」というインデックスとして機能していることが分かる。そういう例が多いのか少ないのかは分からないが、紅白に出てヒットする曲もあるわけで、なるほどなと思った。

そんなわけで、紅白はイカ天のハイソサエティ版ともいえるアーティスト準発掘番組にしちまったほうが面白いのではないか。ギャラもいらないぞ。開き直って曲が売れればNHKも儲かる仕組みにして、知識人やセレブや板尾さんといった審査員に褒めさせてヒットを生み出す。なかにはちゃんといいものもあってNHKクォリティを忘れない。セカンドライフからの中継も忘れない。毎年儲かった金額によって受信料が変動することで視聴者にも還元され、人ごとではない。熱い大晦日になるぞ。キャッチコピーは「売らない歌手は、ただの歌手だ。」 なんという紅白豚合戦。ごめんなさい、まとまりませんでした。

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