満員から数日たって、すっかりいつものアクセス数に。こんばんは、いかがお過ごしでしょう。結局3日間でおよそ400MBぶんのMP3ファイルがダウンロードされたようだ。えらいことですよほんと。
カバーしてみたい曲はあるので、またそのうちやりましょう。作っててこんだけ楽しい趣味というのはそうそうないかもしれない。次アップしてみたら、いろんな曲が作り尽くされてブームがすっかり去った後だった、なんてことになりそうなくらいマイペースではありますが。
で、VOCALOID2でカバー作ってアップしてる分際でこういうこと書くのもなんだけど、やっぱツールであり、数ある楽器のひとつだなという印象も強く、じゃあこれをどこに使うのかという視点で考えてしまう。だからカバーが進まないw。
初っ端にHalcyon+on+onのカバーをやって、声のフレーズを再構成してみたときの衝撃が凄くて、なんか満足してしまった面もあるw。だもんで、鏡音さんのほうはまだ買っていない。「声のフレーズ」と書いたけど、これはブレイクビーツに近いものかもしれない。
VOCALOID2でフレーズを作ると不自然ではあるものの人間に近い「歌い回し」が醸し出せるので、それはかなり美味しいと思っている。「あー」とか「おー」のような単純なワンショットの声ならサンプラーで事足りてしまう。でも、発声やレガートの際のピッチの変化やこぶしのようなものはサンプラーには難しいので、そういった要素がレンダリンクできるというのはかなり面白い。VOCALOID2の楽器としての個性は何かと聞かれたら「フレーズをなぞるだけでなく、ちゃんと歌ってくれるところ」と答えるだろう。
リズムマシンを使ってブレイクビーツの空気感を再現することは容易ではないので、なんか似てるなと思ったわけ(分かりやすいのでブレイクビーツとしたけど要はサンプルループということで)。次期VOCALOIDがあるならば、声の種類はもちろんだけど、歌い回しをダイナミックにいじれたり、なんらかのAI的なパラメータの追加を期待してしまう。