細々と続いていたかと思っていたムネオハウス。本人公認になっていたのはウォッチしている人にしか興味のないところだが、公式サイトにイベントの告知がでている。
音楽というジャンルにおいてテクノはとりわけ手法、手段である傾向が強いと思う。テクノの音楽的な魅力そのものを純粋に楽しむことはもとより、テクノ的手法を使ってどんな目的を実現するかということもまた重要なことであり、興味深い。テクノは機能重視なのである(踊るとか)。それをして、かつて石野卓球氏が登場する文献で「テクノ産業」と表現していたような記憶がある。今となってはゲーム、映画、CM等でのテクノ的音楽はすっかり定着し、かかせないものとなっている。
何かを「ネタ」にしたいとき、テクノは格好のツールとなる。世に数ある創作物の中でもテクノという音楽はとても融通が利くジャンルだと思う。聞くだけですぐ分かるという気軽さも秀逸だ。そして貧弱なツールでも作れるので参加することも容易になる。私に言わせれば、テクノは作ってなんぼである。作り手と聞き手の区別が限りなく曖昧であり、それらはリスペクトで繋がれている。(リスペクトじゃ商売にはならんけど、利用できるとなれば「やってほしい」という企業が金を出してくる。こうした BtoB(企業間取引)的な流れが、テクノ産業というような構図だろう。インディーズや同人活動というものもあるだろうが、それは産業とはちと異なると思うし、細かく分かれそうな話なので割愛)
そういったもののひとつがこのムネオハウスであったわけだ。趣味の良し悪しは別として、ムーブメントとなったことは事実だろう。
2月 14th, 2006 at 9:12pm
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ムネオハウス・・・すっかり忘れてた^^;
ここはオベロンハウスも作るべきか否か。
2月 15th, 2006 at 2:21pm
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家ageはまだですよ(違
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