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リンクと引用でつづる、適当まとめ。

崩壊してみたら壮大なギャンブルだったことが分かってしまった金融のやり口ですが、それを自由主義経済だの自由競争主義だといって放置していたFRBの前議長がいまさら省みています。

Bloomberg – 崩壊…目に見えていた 米金融危機でグリーンスパン氏、持論の敗北認める

オフィスマツナガ – グリーンスパン前FRB議長、自己批判

株式日記と経済展望 – グリーンスパン前FRB議長は、自身の自由市場理論の欠陥を認めた。

で、面白いのであちこちのサイトを見て回っていまして、これからどうなっちまうのかということになりますが、同じく株式日記さんのちょっと前のエントリーから引っ張らせていただきます。

株式日記と経済展望< – 米国の、日本の経験に対する不当な評価の根底には、拭いがたい日本蔑視の観念がある

を経由しましてさらにこちらです。

世に倦む日日 – 不良債権処理の認識を誤っている米国 – 新自由主義と日本蔑視

日本の失われた10年の真相として、こういったことを述べていらっしゃいます。

不良債権処理を指導したのは宮沢喜一であり、実際に処理をしたのは日本の国民である。処理とはカネを銀行に貢ぎ続けることだ。何年も何年も、現在に至るまで、庶民は血と汗を流して稼いだカネを銀行に貢ぎ続けてきた。

中略

我慢強い日本国民は立派と言うほかない。日本の場合、銀行の不良債権の処理は、積み上げた庶民のカネを引当にして積み上げ、銀行会計から徐々に償却して 行ったのであり、庶民のカネの積み上げには時間がかかり、結局のところ10年以上を費やす始末となったのである。それが「失われた10年」の真相だ。

カネがどんどん吸収され、信用が縮小すれば景気などよくならないはずで、現実として、不景気だなんだといいつつ日本ではこういった処理を淡々と行ってきたということであれば、金融と消費によって経済が成り立っていたアメリカなどは今後どうやって稼いで立ち直っていくのでしょう。

この10年間の別の側面は、こちらのエントリーをリンクさせていただきます。

債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら – これだけははっきりしておこう

突然、政治家も官僚も新聞もテレビも 日本の銀行が中小企業に貸し渋っているのは今回の一連のアメリカ発サブプライム損失が原因であり、そのためにアメリカと同じような公的資金による資本増強が必要だ、と言い始めている。誰が洗脳したのか??

そして今は円高になっていますが、どんな理由なのか知りたくてあちこち見てみますと…

株屋さんはこう言っています。

長期展望レポートⅣ – 1.為替相場の行方

投資の専門家達が言っていることは『これから一番魅力的な市場は日本市場』というコメントです。つまり、これから世界の投資家が日本に投資するということは、円を買うということですから『円はますます上昇=円高』することになります。

しかし、相場の暴落局面になると忙しくなるゴールド屋さんはこう言っています。

Nevada(金融危機特集) – 金融危機情報(大荒れになってきたユーロ)

【円】が上昇しているのは何も日本経済が強いからではなく、既報の通り【円キャリートレード】の巻き返しが起こっているためであり、今まで如何に日本の事実上の0%金利が世界中に資金を巻き散らかしてきたか、分かります。

世界のバブルは日本が作ったと言われる所以がここにあります。

ということで、ポジションによってだいぶ違うものだなと思います。庶民とて少しは世の動きを知りたいんですが、疲れたのでペプシでも飲みます。

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