いろいろといっても少ないですが、DNSのMXレコードを向けて独自ドメインで使えるメールのホスティングで無料もしくは安いサービスで、ざっと試してみたものです。Google Appsは普段から使用、Live Admin Centerは初テスト、さくらのメールボックスは使う気まんまんで契約しました。
プロバイダやホスティング業者が提供するドメイン名、サブドメインを利用してしまうと業者を変更したい場合に困りますので(携帯のキャリアとメールアドレスの関係のアレと同じですね)、ドメイン名を所有し、こうして根無し草をやっています。
ほんとはもっと体系的に比較したら面白そうなもんですが、今は時間もないんであとでまたやるかもしれません。
[ 無料 ]
■Google Apps 容量7G(アカウント毎) 50アカウントまで無料?
普段メインに使っているのでやっぱりGmailは使いやすい。フィルタのカスタマイズによる転送などの自由度が高く、スパムフィルタも強力。無料版ではページ右側に文字中心の広告が表示される。添付ファイル、自分がよく使うファイルでは、MP3ファイルにはプレーヤーが、PDFには画像変換表示が適応されるので、検索と組み合わせるとストレージとしても便利。アカウントにはエイリアスも設定できる。たまに止まる。不達等の障害の有無や頻度は不明。
■Windows Live Admin Center 容量5G(アカウント毎) 500アカウントまで無料?
知名度が低いような気がしますが、Microsoft版Google Appsともいえるサービスがこれ。独自ドメインでHotmailが使えるというもの。DNSの設定はGoogle Appsと同様。広告はページ上側に横長バナー広告、レイアウト的に縦方向の占拠は邪魔な気が。Gmailと比べると転送設定等に制約があり、自由度は低い印象。添付ファイル、インラインMP3プレーヤーあり、PDFはダウンロード。アカウント作成のためのインターフェースが提供されているので、コミュニティベースで利用するといった目的では面白いかも。既にHotmailのアカウントがある場合は複数のアカウントをリンクできる(しかしそれで使いやすいかどうかは別)。
こんなかんじです(スクリーンショットなので機能しません)
[ 有料 ]
■さくらのメールボックス 容量300MB(総合計) 初期費用なし 年額1,000円
メール専用でこの容量と費用はお手軽。有料サービスの信頼性を期待。マルチドメイン対応といってもドメインごとにアカウントを割り振ることはできないのは微妙(info@aaaa.jpとinfo@bbbb.jpは同じメールボックス扱い、xreaやcoreserverでは割り振れる)。まあ安いからしょうがないか。コンパネとウェブメールはsakura独自。複数転送可能。SSL接続はなさそう。他社管理ドメインのままで使う場合はsakura側サーバIPアドレス変動のリスクがある。
設定例 → さくらのレンタルサーバ非公式FAQ
2月 9th, 2009 at 10:25am
メール環境どうしようかな?
ってちょうど悩んでたんだけど、
全部Gmailに宛てに転送して、ラべリングしといて、Becky!とかのIMAPクライアント使って見に行くっていう風にすると携帯含めて全環境で同期できていいな。って思うこのごろだよ
2月 9th, 2009 at 12:14pm
どうもどうも、ご無沙汰です。
IMAPで同期する、という運用をしてる人が多いみたいですね。
運用についてあれこれ選択できるところもGmailのメリットですよね。
今考えているのは、運用とは違うんですが、
ウェブはたまに落ちてもいいからチープなホスティングにまとめちゃって
(極端な話、無料の、たとえばGoogleのSitesや、ブログならBlogspotでいいわけで)
メールサーバだけはちょっと高くても信頼できる環境に分散しておきたいなと思うわけです。
既存のホスティングの多くはウェブもメールも1台のサーバという場合が多いだろうし
共用サーバではいわゆるスパムブログがDBとDisc I/Oに負荷をかけ続けてたりするわけで、
いつ巻き添えを食うか分かんないわけです。
まあ高い共用もしくは占有サーバを使えばいいんでしょうけどねw
クラウドのAmazonEC2でメールサーバをやるというのもありなんでしょうけど、
もうちょっと安価なインスタンスは出ないものか。
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