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さらに前回からの続きでDTM環境を新PCに移したので過去データをいじってみたというお話。といっても今のソフトを使うようになってから作ったデータというのもあまり多くはないので、以前一部で公開したデータをちょちょいといじってみた。


関連リンク : Miranko Ring the Bits その他の楽曲

この曲について解説。そもそも作ろうと思ったきっかけは、友人といったカラオケが面白すぎてDATを持ち込んで録音したことに始まる。面白さを伝えたい…でもそのままネットで公開するのはいろいろとマズイので、ネタにして曲を作ってエッセンスだけでも伝えられないかと思ったわけ。サンプリングしたネタ以外の曲は完全にオリジナル。ピアノ等でフリーウェアのシンセを多く使用しています。

ネタとなったのは「ミニモニじゃんけんぴょん」を歌っているところと雑談の一部である。ギャラも出ないのによくこんな面白くがんばるよな、という話をしていた。かなり強引に切りだしている。

既に何年も前のデータで、その時はとにかくインスタントに作ったので音がめちゃくちゃだった…。というか私はミックスという作業を苦手としている。今回の調整というのは、手抜きしてた打ち込みを少し直して、ミキサーの設定全部をやり直したんだけど、相変わらず中低域がスカスカでステレオ感に欠ける貧相な音になってしまった。友人に同じ環境で作ってもらったデータはこんな音じゃなかったので機械のせいではない、私の耳のせいだ。いや、そもそも打ち込みが悪いのか。今回もやり直したわりには投げたところも多い。だってキリないんだもん…。あと、なんかクリップしてるとこがあることに今気がついたんだけど、そのうち直します…。

※最新の環境はこちらで更新されます。

前回のエントリーの続き。私が使っているDAWは Orion Plutinum というソフトで、次期バージョンのβ版が数ヶ月前に公開されていたことに気がついた。改良の目玉はマルチプロセッサー対応ということなので、C2Dの廉価版といえど Pentium Dual-Core を使った環境にも効果はあるはずだ。早速インストールしてみた。

といってもいきなりβ版を入れたので速くなったかどうか分からないんだけど、PentiumM760 のノートPCで動かしたときよりもすごく軽くて快適だ。これなら VST のエフェクタをいっぱいインサートしてミキサーを酷使したりできる、素敵w

素晴らしい CPU やソフトを作った人達に感謝。気になっていた FireWire 関連も安定しているし、しばらくこの構成で行けそう。またそのうち、前に作ったデータを調整したものをアップできたらいいなと思う。

前のエントリーで新しいPCを組んだことを書いたけど、その続き。この際だからDTM環境も移してみようと思った。問題はFireWire用オーディオインターフェース(FireWire Audiophile / M-AUDIO)の接続だ。いわゆる相性というものが存在する。

FireWireのいわば標準的なチップはTI(Texas Instruments)社のチップであり、接続機器の動作確認は基本的にTI社製チップで行われていると思っていいだろう。しかしPC売り場で入手できるFireWire増設カードは、VIAやNECのチップセットを採用した製品で埋め尽くされていた。気が利かないねえ。とくにVIA製のは安いし入手も容易だが個人的には地雷という印象しかない。つうかまともに動くことがあるんだろうか。そこでTI社のチップを採用したカードを探すところから始まる。

見つけたのが SD-FWTI3-W1 だ。現行商品で価格も2千円弱なので通販でさくっと入手。PCに組み込むとOSが既に持っているドライバで稼働する。快適。で、FireWire Audiophile のドライバを導入して、いざ接続すると認識しないどころかXPがブルーバックに\(^o^)/。何度やりなおしてもブルーバック。

動作実績のあるチップセットだったから油断してたなあ。TI社チップ採用のカードを片っ端から試すしかないのかなあと途方に暮れつつ、もうUSB用のオーディオインターフェースに転向してもいいかもしれないと考えた。FireWireのほうが安定してるように思えたんだけど、つなぐPCを変える毎にいちいち苦労している。

悶々とUSB用製品をネットで調べていたら、ふと思い出した。昔買ったビデオキャプチャ(PINNACLE DV-500)にFireWireも付いていたかもしれない。カードを探してきて眺めてみるとこれはTI社っぽい雰囲気。ワクテカしながらカードを交換してみるとデバイスマネージャにはTexas Instrumentsの文字が。FireWire Audiophile もすんなり認識して音も出た。どうにかなるもんですね。

しかしまあPCやOSの世代的に次はないだろうなあ…。オーディオインターフェースの主流はどこへ向かっていくのか。

※追記 20080306

その後DV-500があまりに不安定な挙動を示すようになったので、SD-FWTI3-W1(GT-T)に戻って試行錯誤してみたところ、接続したFireWire Audiophileを認識させることに成功しました。

M-AUDIOのサイトのFAQには FireWireシリーズをWindows Vista(32-bit)でインストールする方法 という項目があり、そこでは「コンピュータに6ピンのFireWire端子が装備されている場合は、決して同梱の電源アダプタを使用しないで下さい。6ピンのFireWire端子はM-AudioのFireWireインターフェイスに装備されているFireWire端子と同じ形状です。」と解説されています。

そこで、あえて6ピンの端子を使用せずに4ピンに変換して接続し、電力を電源アダプターで供給した状態で試してみたところ、認識に成功しました。DAWからの使用も問題ないようです。よかったよかった。