ブログ検索

メタ情報
RSS

MoE も再開するようだし、このへんでゴンゾとの闘いも一段落させよう。久々の日記的エントリーをお届けします。

私は仕事場として部屋を借りているけれど、寝泊りは実家である。その自室で仕事をすることも多い(MoEとかも)。冬は暖房をつけておくからやたらと喉が渇く。

仕事場には冷蔵庫があるが、実家の自室にはない。台所までいくのも面倒になってきたので(田舎の家なので台所までの微妙な距離が寒くて辛い)、2Lペットボトルのお茶を備えて適当に飲んでいた。1日にコップ1~2杯程度の消費量だったかな、そんなペースで1週間くらいたち、残りわずかとなった。

何かをしながらコップにお茶を注ぎ、口へと運んだ。
手が止まった。
あれ・・・?
なんか知ってる味と違う・・・? 

気のせいかもしれない、もう一口・・・
じっくり味わうも劇的に不味い。
人はこんなとき、鼻で笑う。
「マジかよ・・」

恐る恐るペットボトルを確認すると、半透明の奇怪な浮遊物がゆらめいている。冬とはいえ常温での保存は危険というわけだ。なにせ暖房をつけている。腐ったお茶の味はその強烈なインパクトをもってして、生涯忘れることはできないだろう。

細々と続いていたかと思っていたムネオハウス。本人公認になっていたのはウォッチしている人にしか興味のないところだが、公式サイトにイベントの告知がでている。

100%ムネオナイト

音楽というジャンルにおいてテクノはとりわけ手法、手段である傾向が強いと思う。テクノの音楽的な魅力そのものを純粋に楽しむことはもとより、テクノ的手法を使ってどんな目的を実現するかということもまた重要なことであり、興味深い。テクノは機能重視なのである(踊るとか)。それをして、かつて石野卓球氏が登場する文献で「テクノ産業」と表現していたような記憶がある。今となってはゲーム、映画、CM等でのテクノ的音楽はすっかり定着し、かかせないものとなっている。

何かを「ネタ」にしたいとき、テクノは格好のツールとなる。世に数ある創作物の中でもテクノという音楽はとても融通が利くジャンルだと思う。聞くだけですぐ分かるという気軽さも秀逸だ。そして貧弱なツールでも作れるので参加することも容易になる。私に言わせれば、テクノは作ってなんぼである。作り手と聞き手の区別が限りなく曖昧であり、それらはリスペクトで繋がれている。(リスペクトじゃ商売にはならんけど、利用できるとなれば「やってほしい」という企業が金を出してくる。こうした BtoB(企業間取引)的な流れが、テクノ産業というような構図だろう。インディーズや同人活動というものもあるだろうが、それは産業とはちと異なると思うし、細かく分かれそうな話なので割愛)

そういったもののひとつがこのムネオハウスであったわけだ。趣味の良し悪しは別として、ムーブメントとなったことは事実だろう。

こうしてレンタルのブログを借りていろいろ操作してみるというのは、私にとって研究でもあります。この機会にとにかくいろいろやってみようと思っているので、アフィリエイトを設置してみることにします。別におなじみの皆様相手に商売しようというのではないので、ご理解ください。

というよりか、余計なお世話かもしれませんが、むしろ皆さんも挑戦してみたら面白いかもしれません。こういったものの宣伝文句はあてになるかどうかわからないし、もちろん自己責任です。ちなみに今回は FC2 で紹介されているもののなかから業者を選んでみました。自分で商品をチョイスしてページに置き、クリックされると通販専門のサイトへ飛び、あとはおまかせ。売れればクリック元のサイトにいくらかバックされる仕組みのようです。Amazon とかと同じですね。

ここはあまりオープンにやってないし、そもそもチラシの裏であるのでモノが売れるわけはありません。ゆえに商品のチョイスをネタにしてみたいと思います。年末に Yahooストアに出店するという仕事を請け負ったので、管理方法などに興味があります。まだよくわかってないので準備中・・・もとい、自分で始めたのに面倒でいきなりめげそう。あんまりこういうのに必死になれる性格じゃないから貧乏なわけですけどね。

PSOBB EP4 の騒動のとき、このようなサイトがあった。
ttp://claimpso.exblog.jp/
顛末は読めば分かるとして、要は JARO に訴えるという手段をとったわけだ。「PSOBB EP4 が有償化したのは広告に偽りありではないか」という理屈だ。結果として SEGA には指導が入り、ウェブサイトリニューアル直前の何時間かだけ謝罪文が掲載されるという事態になった。そういう経過をウォッチするにつけ、私は SEGA という会社があまり好きではなくなった。

このエントリーでは何を書きたいかというと、問題が解決しない場合、第三者の強権により解決を図るという手段について、どう考えるかということだ。個人的に理想だと思うのは、運営サイドにメール等で意見を伝え、当事者間で解決の道を探るという方向だ。オンラインゲームというのは歴史が浅く、性質上も商品やサービスとしてのコントロールが難しいものだと思う。

たかが娯楽なんだけど、ユーザとしてはそうも言っていられない。思い入れというものがある。例えばアフロボンバーというコミュニティにしてみれば、PSOシリーズの存亡は死活問題だった。PSOを通じ仲間が集い、人の輪が広がっていく。PSOは大切なインフラだったわけだ。人が集まるシステムなのだからどのオンラインゲームもそうなる可能性がある。アフロは単なるユーザレベルの集まりでしかないけれど、多くのユーザに対してアフロボンバーを演出し、PSOの雰囲気作りを担ってきた側面もないとは言えないと今になって思う。まあ別に頼まれたわけではないが、「ギャラはなし なんにもなし」の精神はここで培われることになった。

そういったものは運営会社の意図を超えたところで発生したイレギュラーにすぎないかもしれないが、運営の都合によりユーザからの信頼が裏切られるような事態になれば、当然怒りがこみ上げてくるだろう。期待していた EP4 に、さあこれからというとき「やってくれたな・・」と失望したコミュニティは多いのではないだろうか。閉鎖するファンサイトも多かった。これは私がコミュニティを運営する立場にあったから感じたことかもしれない。

別の側面として、現状こうしたサービスに関しての法律は整っていないだろうし、問題が頻発してしまい外部の機関にチクるような輩が増えてくると、おかしな法整備をされたり、半端な前例が作られたりしないかということだ。そうなれば、ある意味では楽園のようなこの時代は終わりを告げる。無料という果実がもたらす運営会社とユーザの関係は、とても微妙なものだといえる。

オンラインゲームはただでさえサービスが独特で複雑だ。正式サービスがどうなるかわからないままの人集め目的の無料オープンβ、基本プレイが無料の正式サービス等々、あんまりまともに思えないものも多い。まるで戦争のように状況が刻々と変わる。無料なのはいい加減なことの裏返しでもあろう。

アイテム課金方式なども、実に脆弱な基本無料サービスに依っている。トラブって有料アイテムが消えた場合などの保障など、疑問点が多い。そういう意味では法は要るかもしれない(プリペイド方式なら、アイテム用ポイントをチャージした時点で権利なくなる?みたいな)。これは BBGames のBBコイン方式でも取沙汰されたことなので記憶に新しい。

とりあえず PSOBB EP4 の例ではユーザの気持ちをもっと大切にしてほしいという点を、後半では法的な側面(詳しくないけどなー)を書いてみた。運営会社は客商売なんだからもっとユーザに対してフレンドリーになるべきだし、ユーザももっと大人にならなければならない。いつまでもこの分野は過渡期のまま衰退していくのだろうか。