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いやあ寒い。寒いよ。ちょいと調べ物をしてたんでそれをネタに書こうかと思ったけど寒いから来年にします。

いろいろあった今年も今日でオシマイ。歳とると時のたつのが早く感じるというのは本当だね。年が変わったところでたいして何が変わるということでもないのだが、あれ、来年は2008年? まあそんなこともよく分かっていない。平成となるともうかなり分からない。

あいかわずTVなどはちょろっとしか見ていなくて、あまり年末感を享受していないというのもあるか。たまたま「すべらない話」の特番はみたかな。あと、深夜にやってた「イノセンス」かw。

すべらない話に至っては、(時期的に)メリークリスマスといえば戦場じゃね?と、なんとなく Battle Field 1942 で海外鯖にいってヤンキーどもとドンパチしてたら hamada というどう見ても日本人がいた。彼が「suberanai hanasi yatteru」
と言って、そしたら誰かが「oremo miteru w」と反応して、そんなログを見ていて放映を知った。気がつけばあのサーバには思ったよりも日本人がいるようだ。TVをつけたら浜田は出てなかった。

なぜか特定の日本人がオランダ人クランと対立していて、えらい罵りあいの末にアドミンにBANされてた(ように見えた)が、あれはなんだったんだw。日本人「xx(クラン名) is unko」 オランダ人「unko?」 日本人「lol unko」 といったかんじで、あとはまあ書くのも憚られるような内容だw。アドミンはオーストラリア人のようだった。アドミンとの会話ログを観察してみた。オランダ人クランのプレイスタイルは(私からみても)確かに嫌われる内容であり、ヨーロッパのサーバからは軒並み出入り禁止にされたとのことだ。問題のクランに対してアドミンは「君たちのことは好きではないけどね」とした上で「自分もヨーロッパのサーバからは高pingで拒絶されるんだ」と言っていた。アドミンは普段からハッピーでいい人な雰囲気なので、私はそのサーバが好きだったりする。

会話の内容はだいたい分かるんだけど、こっちから会話に参加するのは難しいので、たいがいは「lol」とか「rofl」とか「yeah」とか「crap!」とか「sorry」のような反応や、「B4(座標) enemy tank」のような報告だけである。今年印象に残ったやりとりは、自分がジープでkamikazeして戦車を巻き添えにした際に(ここで戦車来たらヤバイという瀬戸際な場面)、相手「今のジープはおまえか?」 オレ「そうだよ」 相手「わかった、おぼえとくよ」 という会話かな。ちょっと怖いです。

まあこういう10分単位くらいで遊べるゲームは気楽でいいですね。重厚長大なゲームは集中力が続かなくて眠くなってしまうのでもうできない。マジで歳だ。

13時現在、栃木県は寒いけど雪は降ってない。晴れている。だんだん雲はでてきた。今年最後のエントリーはろくでもない話になってしまったようだ。いや、いつにもましてろくでもない、かw。

じゃあみなさん、良いお年をお迎えください。

CNET japan JASRACは「放送通信融合」の敵か味方か–菅原常任理事に聞く

比較的まっとうなことを言ってるようにみえたが、罠だった。2ページ目の最後

正直に申し上げて、JASRACとしても正式契約できるに越したことはないのです。近年、音楽関係のビジネス成功例としては「着メロ」が挙げられますが、JASRACに入った手数料だけでも70億円規模に達しました。動画共有サイトについても、同様の展開を望んでいます。

 そうなれば、うちは必ず儲かるわけですから。

着メロは買ったことないからよく分からないけど、べつに私はこの人達を儲けさせたくてCDを買ってるわけじゃあなくて、作った人達に払いたいのが心情だ。まあいわゆる「管理」をやってるんだろうから手数料抜かれるのはしょうがないとはいえ、この団体の場合ちゃんと目的地にお金が届いてるかが不透明なわけだ。管理するだけで70億抜いて「同じようにやればうちは必ず儲かる」などと言う。仮にも公益法人が堂々と言うことだろうか。儲かった分だけ利便性が向上しているかといえばそうは思えないし。

とはいうものの、作者に金を払おうと思ったらJASRACを通すしかないのも現状。このブログ上にはミクを使ってカバーした楽曲を掲載してしまっているので、今のところ公然のアングラ状態だ。アングラサイトへようこそ。

実際「カバーした楽曲/非商用/個人/ストリーミング形式」により配信するなら JASRACネットワーク課 → 使用料規定早見表 によれば月額1000円を上限として何曲でもOKのようだ。条件を極めて限定的に設定すればリーズナブルだ。まあほんとにやるとなったらネタで貼ってるアフィリエイトを全部消さなきゃならないし、エントリー内容にも少し気を使わなければならないし、そんなことなら単に音楽だけ流すサイトを新しく作ったほうが早いだろう。数曲しかないけどw。いわゆる「縛り」ってやつですな。なんでそんなに事細かく指定されなきゃならんのよ。

カバーでなくオリジナルを使用する場合は楽曲ごとにいろんなとこに許可を得て使用料を決めてJASRACを通して支払うか、包括的に売上の何%分を支払うとか、そんなかんじのようだ。真っ当なネットラジオをやるなんてことは個人の趣味においては非現実的だ。

YouTubeやニコ動の場合は、そういった費用を運営側が負担する方向で調整しているようなので、「ユーザーに発表の場を提供する」という意味では理にかなっているのかもしれない・・・けど、そうなったらなったで、興醒めしちゃったりするのかもしれない。

やはり新しい何かを考えないとダメなのでは。利用者が縛られるのではなく活用できる仕組みにしないと。ネットでどう扱うのかという限定された話じゃなくて街中から音楽が消えてしまうかもしれない。メディアから押しつけられる音楽だけが流れる世界じゃヒット曲も生まれまいて。手数料で70億抜いた挙句に性悪説だなんだと主張する、どんな強欲だよ。

「初音ミク作品」騒動、ドワンゴとクリプトンが“和解”コメント
上の記事のように既に着地しているけど、驚くほど素直な結末となったと思う。実に納得できるし、現状をブレイクするきっかけになるかもしれない内容も含んでいる。その後もITmediaの関連記事は続き・・・

「初音ミク作品」騒動から考える、「次の著作権のかたち」

“守る”と“創る”は対立するのか――07年のネット界

これらの記事での著作権管理についての提起には、私も前のエントリーで触れているので、とても共感できるものだった。大きくなりすぎたアングラに対して世の中はもう対応せざるをえないところにきている。いや、むしろアングラはアングラで勝手に仕組み作ってやっちゃうよ?という宣言なのかもしれない。

自分がなぜこの手のテーマについて考えてしまうのか、それはよく分からない。直感みたいなもんだし、最初にまず悪いことから想像してしまう防衛本能によるものかもしれない(それが行き過ぎて鬱気味になるのが私のよくないところだw)。趣味とはいえ、音楽を聞いたり作ったりするのが好きなわけで、音楽という文化への帰属意識がある・・・とは思うからね。だから、わりと単純に、もっと良くなってほしいんだぜ?と願っているし、私の有する数少ない社会性のひとつとして機能しているような気もする。

これらの記事について共感したことで、私は救われたというか、ほっとしたというか、思った以上に未来に期待してもいいのではないかと思えてきた。ほら単純だ。ネットの普及で多くの人間が物事をウォッチするようになって、おかしいことには文句を言うようになって(ノイズも多いのだけど)、もはやそう間違った方向には行くことはないのかもしれないね。少なくとも今までよりは。

共感ということで、最も心に残ったのは、初音ミクの開発会社であるクリプトン社の社長ブログだった。「胸のすくような」という慣用句はこういうものに出会ったときに使うのだろう。それについては竹熊健太郎氏のブログが詳しいので、そっちをリンク。ちなみに平沢進氏のインタビューについても触れられている。それも以前このブログでもとりあげている。

クリプトン伊藤社長の「態度」

関連して、こちらは日経の記事。これも正論だ。
レディオヘッドを聴けばわかる音楽業界・ダウンロード違法化論の不誠実

そんなわけで、メディアの論調とシンクロしてちょっと嬉しかった。いい地合いになりつつあるので来年は楽しい年になるんじゃないかと思っている。

タイトルのとおり!。Video Killed The Radio Starです。Bugglesです。今回はフルコーラス分あるよ。それでは例によってプレーヤーを貼っておくんだけど、こうしてエントリーの最初に何文字分か最初に埋めておかないとRSSフィードにJava Scriptが混じっておかしくなってしまう。困ったもんです。

→何度か調整を行っており、最新のMP3ファイルはこちらを参照してください。

歌詞はどうやら何通りかの説があるようで、こちらのサイトの翻訳や文章が心に残ったので参考にさせていただきました。歌詞はリンク先をご覧ください。
videokilledtheradiostar – Rocking, Ruining,
Screaming Bunny

原曲はYouTubeのココをどうぞ。

ミク英語の打ち込みは作っているとけっこう面白いのだが、費やす労力のわりには不毛な結果を招きがちだ。オケにのせてみるとやはり悩むことになった。様々なエフェクトを試した結果、どうせメカっぽい響きならもっとメカっぽくしてしまう方向で調整した。ボーカルをこういう音に加工してるポップスとかたまにあるよね。最終的に聞き苦しい周波数成分はイコライザでばっさり切り落とした。

打ち込み自体は海外サイトで見つけたmidiデータ等を参考にしている部分もある。それでも現状はオルガンや一部ギター、シンセの細かいパートが足りていないので完コピに至らず。とても凝った曲だとあらためて感じた。

今回は途中のものを知人に聞いてもらって意見を頂戴しつつ調整した。やはりというか、リズムについて不満が出た。その時のドラムの音はいわゆるGS配列のスタンダードセットそのものだったから手抜きすぎだった。原曲の当時のディスコっぽいタイトなドラムの音は、バスドラムやスネアドラム等を個別にミックスしないと作れない。でもリズムパート全部を1chに押し込んでしまっていたのでバラすとなるとこりゃあ手間だぜ・・・と頭を抱えた。で、そんな場合でもうまく対応できるフリーのVSTiがあって、Loopazoid というドラム向けのソフトだ。これだと既に入力済みデータの音の差し替えと、ステレオ4系統分のグループアウトができる。そんなわけでGSのものと比べたらはるかにマシになったと思うのだが、どうだろう。

MIDIでマルチティンバ音源のころは打ち込みだけでどうにかするしかなかったんだけど、今はDAWになったから打ち込みで頑張るところとミックスで頑張るところを考えて作業をする。いや、音楽つうのは普通そうして作るので、私は今更ながらに考え方を矯正してきている。とくにバンドもののカバーは難しい。まあそもそも打ち込みでマネするもんでもないんだけどね(どう考えてもシンセ中心の曲をやるほうが向いているw)。打ち込みでは正確に音程を追えても、最終的な出音の印象が全然違う。ミキサーが魔法をかけたに違いない。この音どうやって作ってんだろうと考え出すと、プロのエンジニアのすごさが分かる。例えばヴォーカル、ベース、ギター、ドラムという4つのパートのバンドの音がスカスカになってないことはすごいことなのだと思う。