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前回のエントリーで書いたLinPlug RM Vを、時間があればちょこちょこといじっています。ひさびさに購入した商用のVSTiだったわけですが、これはよいです。付属するサンプルが多いだけでもかなりありがたいし、シンセ音源部分もけっこういい音です。現実的なパラメータと調整レンジが設定されているというかw

テクノ系のリズム音の定番といえば、808や909といったビンテージマシンの音ですが、それらの優れた点は、他に馴染みやすい音であり、既に高い次元でバランスがとれていることだと思います。バラバラに集めてきたリズム音に一体感を与える作業(オレは失敗しがち=リスクと考える)をしなくても、定番のセットを曲の文脈に馴染むようにミックスすることで、それなりにまとまって聞こえます。ダンスミュージック系では更にリズムとベースの一体感が重要です。リズムがちゃんとしてないとベースがうまく絡みません。

そこで、RM Vのようなゴージャスなエディット機能を備えたリズム向け音源(VSTi)ともなると、バラバラの素材であっても、どんどんエディットしてイメージに近い音にもっていけます。スネアのサンプルのピッチを下げてディケイを短めにして気持ちリバーブを足す、キックの低音を補強するべく調整したシンセ音源を同じノート上に重ねて鳴らす…といったことがすぐできます。これなら定番を外れて多少の冒険もできますw

そんなわけで今はリズムいじってるだけで楽しいんですが、前回はリズムがまだ606エミュのままだったGRIP(またか!)をRM Vに差し替えて調整していますので、そのうちアップしたいと思っております。リズムを変えるだけで曲全体が締まってくるもんなんですね…