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手前ミソで恐縮ですが、仲間内の音楽活動サイトであるPOOLCAST.NETに展示するネタを選ぼうと昔のDATなどを引っ張り出して聞いていたんだけど、いかんせん印象が古いし載せたいけどショボい、録音状態がヤバいというのが多かった。かといって全部作りなおすというのも面倒だ。そこで、流用するという線で頭をひねってみた。

ショボいのと録音状態を同時になんとかするとなると、リマスタリングやリミックスということになるわけで、まどろっこしいので一連の作業をリファインと呼ぶことにします。基本的にはDAT等からサンプリングしたwavデータを丸ごとDAWのオーディオトラックに配置して、それを調整したりパートを足そうというもので、まずはテンポ合わせから始まったw

もとの録音がヤバいので頑張ってもキレイな音にはならない。だからむしろラフな方向に仕上げることにして、それを「Virtual Live」シリーズということでリファイン作業をしていこうと思う。

で、最初に形になってきたのが、このsora no tabi(原曲もライブで使ったバージョン)。自分で管理するサーバができたので容赦なくブログからの倉庫利用をする。オレが規約だ。


関連リンク Project : Virtual Live 動画もあります

原曲はシンプルすぎるわりにはベースがない分バスドラで低域を補うような冒険をしていたので我ながら扱いづらくてしょうがない。イコライザでバスドラの低音をばっさりと切り落としてさりげなくシンセベースを足した。スカスカになりすぎたリズムを先日苦労して入手した8-Tronを使って補強。あとはシンセ音楽的な方向を強めるべくシンセサイザーのパートを補強したり新たに作ったり。出来上がってるプラモデルを改造したようなもんです。

打ち込みだけでは出ないミックス感みたいなものが醸し出てきて面白いと思った。

以前に書いたように最近はといいますと初音ミクでカバーは作っていないものの、どうやって使うかを考えていたわけで、とりあえず曲らしいものができたので公開してしまおうと。

※このプランは最終的にはコラボレーション動画となり、下記は完成した作品へのリンクです。
Project : 3musics

このstarmineという曲はもう10年以上前に友人と作った曲で、その曲名からも地元高根沢市(うちからは隣の市)の花火大会に触発されたというもの。花火を打ち上げるたびにおっさん(滝さんというらしい)が特徴的なナレーションを入れるのが好きだった。それについて試しにググってみたら、ブログに書いてる人がいたのでリンクしておきます → ひばらさんのブログ。後半の「たかねぴあ 盆踊り夏祭り大会」のあたりを参照。もろに顔が出てる気がするけど気にしない。

そのナレーション的な要素も曲に入れてみたいと思っていたので、ミクというおあつらえむきのツールを使ってリメイクしてみた。ナレーションもそのままではなく、あくまでそれをベースにテクノっぽくしてみた。私が思うテクノっぽさというのは、クラフトワークのロボットや放射能のように、そのテーマについて淡々と述べるというスタイルである。だから歌わせるというよりは「言葉を置く」かんじです。あいかわらず展開は気まぐれで歌は後半のみ、歌詞の量も少なめなトランスもどきなんだぜ。サビなんてのは一回あればいい。嘘です。

ver0.8というのは、実はまだ入れたい音があるんだけど、クドくなりそうだったのでシンプルなバージョンも残しておこうと思い、0.8からが公開版ということで。

エレクトロやテクノは何かをテーマに作るということに向いている気がするので、地元のいろいろなものをテーマにするというのも面白いかもしれません。地方系いいっすよ。

何がいいって、ローテクな意味でいい!。完全に趣味のサイトでアレですが、私や友人の(古い)活動の記録を残すための音楽サイトを作るにあたってCMSにWordPressを採用したという話です。

http://www.poolcast.net/

ブログに慣れきった体には1ページづつHTMLを編集していくのは辛いしそんな時間もないんで、意を決してXOOPS(生涯二度目のトライ)でやってみるも、カスタマイズの時点で脳が壊れそうになったのでやめた。調べれば技術的には理解できても目的地に辿り着くまでが私にはまどろっこしくてダメだ。さようならXOOPSまた会う日まで。

そして、ヘタこいてシェアを落としたMovableTypeを追い越した?と目されるWordPressを試すことに。これは私にとっては当たりで、 スキルの範囲内で直感的に使える機能ばかりだった。適当なテーマをインストールしてスタイルシート等のカスタマイズもできた。

ブログ的な使い方からは外れるけど、いわゆる日記的な「エントリー」以外に「ページ」というのがあって、まるでオンラインのHTMLエディタのように機能する。ページ機能でもりもりとコンテンツ部分を作っていき、メニュー部分もテーマのサイドバーのところにHTMLで直書きしてしまう。最新エントリーやカテゴリーの動的生成リストなど不要なものは全部削除。作ったコンテンツ部分とメニュー部分はWordPressが出力時にテンプレートに基づいて合成してくれるので、あとはおまかせ。ブログ的には当り前なことなんだけど、WordPressはとても扱いやすい、お手軽なテンプレートエンジンと言える。

ちなみに手ぬ・・・省力化の一環としてロゴすらもオンラインで作ってみた。http://www.logomaker.com/ でちょこっといじって終わりw。できたものは買い取れるようだが、国外からは買えないようだ。そこそこ小さいgif画像を出力するタグは提供してくれるので、それで貼ってます。

こんなふうに。

website design
使えなくなったらヤバいわけだが・・・。
タグによる使用についてはココによれば問題ないとのこと。

こうして(シンプルな)サイト構築は半日ほどで終えられた。年末から続いてきたサイト整理統合作業もようやく終わった。

タイトルのとおり!。Video Killed The Radio Starです。Bugglesです。今回はフルコーラス分あるよ。それでは例によってプレーヤーを貼っておくんだけど、こうしてエントリーの最初に何文字分か最初に埋めておかないとRSSフィードにJava Scriptが混じっておかしくなってしまう。困ったもんです。

→何度か調整を行っており、最新のMP3ファイルはこちらを参照してください。

歌詞はどうやら何通りかの説があるようで、こちらのサイトの翻訳や文章が心に残ったので参考にさせていただきました。歌詞はリンク先をご覧ください。
videokilledtheradiostar – Rocking, Ruining,
Screaming Bunny

原曲はYouTubeのココをどうぞ。

ミク英語の打ち込みは作っているとけっこう面白いのだが、費やす労力のわりには不毛な結果を招きがちだ。オケにのせてみるとやはり悩むことになった。様々なエフェクトを試した結果、どうせメカっぽい響きならもっとメカっぽくしてしまう方向で調整した。ボーカルをこういう音に加工してるポップスとかたまにあるよね。最終的に聞き苦しい周波数成分はイコライザでばっさり切り落とした。

打ち込み自体は海外サイトで見つけたmidiデータ等を参考にしている部分もある。それでも現状はオルガンや一部ギター、シンセの細かいパートが足りていないので完コピに至らず。とても凝った曲だとあらためて感じた。

今回は途中のものを知人に聞いてもらって意見を頂戴しつつ調整した。やはりというか、リズムについて不満が出た。その時のドラムの音はいわゆるGS配列のスタンダードセットそのものだったから手抜きすぎだった。原曲の当時のディスコっぽいタイトなドラムの音は、バスドラムやスネアドラム等を個別にミックスしないと作れない。でもリズムパート全部を1chに押し込んでしまっていたのでバラすとなるとこりゃあ手間だぜ・・・と頭を抱えた。で、そんな場合でもうまく対応できるフリーのVSTiがあって、Loopazoid というドラム向けのソフトだ。これだと既に入力済みデータの音の差し替えと、ステレオ4系統分のグループアウトができる。そんなわけでGSのものと比べたらはるかにマシになったと思うのだが、どうだろう。

MIDIでマルチティンバ音源のころは打ち込みだけでどうにかするしかなかったんだけど、今はDAWになったから打ち込みで頑張るところとミックスで頑張るところを考えて作業をする。いや、音楽つうのは普通そうして作るので、私は今更ながらに考え方を矯正してきている。とくにバンドもののカバーは難しい。まあそもそも打ち込みでマネするもんでもないんだけどね(どう考えてもシンセ中心の曲をやるほうが向いているw)。打ち込みでは正確に音程を追えても、最終的な出音の印象が全然違う。ミキサーが魔法をかけたに違いない。この音どうやって作ってんだろうと考え出すと、プロのエンジニアのすごさが分かる。例えばヴォーカル、ベース、ギター、ドラムという4つのパートのバンドの音がスカスカになってないことはすごいことなのだと思う。