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前のエントリーで書いた6-Tronが届いたので、なにかデモを作ろうかと適当にフレーズを並べていたら、こないだDS-10のGripを聞いたせいかどんどんGripになっていきました。そこで、もうデモそっちのけで瞬発力でいけるところまでいってみまして、とりあえず半分くらいで区切ったカバーバージョン0.5です。好きな曲なので頑張って音を並べました。

リズムは、左チャンネルから聞こえるチョッチョコいってるブリープ音以外は6-Tronです。半ば無理矢理やらせていますが、バスドラは案外合ってるかもしれません。6-Tronの音は腰が強い印象です。しかしなんせ606なもんでシンバルがショボいです。他のパートなど細かいことは完成バージョンができたときにでも… できないかもw

後半のトラックはほぼできてるんですが、特徴的なシンセパッドの音と細かいベルの音の再現性が著しく低いため悩んでいます。ベル以外の音採りはそんなに大変じゃないんですが、ともかく音色に労力を割いてるかんじです。とはいえ、完璧に同じにはならないので、自分の気持ちのいい音にしています。

Grip – Rigde Racer2 MRtB Cover Version 0.5
MP3ファイル grip20080812.mp3 2.34MB
※最新の調整後ファイルはこちらで更新される場合があります

同じゲームミュージックでもアウトランのようなフュージョンぽいのは苦手なんですが、相手がテクノなら僕だって・・・! てなもんですな。お盆中にでも完成させたいところ…

以前、8-TronというTR-808クローンのVSTiをUKのeBayで苦労しながら購入したわけですが、開発しているAudiobitsから新作出たよというメールがきました。それが件の6-TronというVSTiで、TR-606クローンです。606のサンプル音は珍しくないですが、606のエミュレーションは珍しいと思います。まあそんなに力入れるような音でもないから珍しいんじゃないかとも思いますが。てゆうかたいして売れないだろう、常識的に考えて。

Audiobits 6-Tron
6-tron.jpg

今回はAUDIOBITS CUSTOMER SPECIAL OFFERで、通常よりもなんと£8も安く買える!ということなので、PayPalで£10.99を送金してきました。円に換算して2,370円くらいでした。今回はeBayじゃなくて直販になっててよかった。606にどのような価値を感じるかという話ですが、Audiobitsのチープな感じが好きなので、買います。まだソフトを添付したメールが来ません。

ふとAudiobitsのeBay内ショップを見てみると、ソフトシンセ以外にもハードウェアが登場していました。妙な名前の製品ですが、TB-303のクローンの組み立てキット(!)のようです。画像のfaceplateの文字から、MIDI IN/OUT/THRU、CV/GATE、SYNCなどの端子があるのが読み取れます。

x0xb0x Kit (tb 303 clone) (x0x b0x xox box)
303kit.jpg
キットの内容はこんなかんじです。
PCB
Case with CNC machined faceplate
Components
Buttons and Knobs
AC adaptor
Pre-programmed microcontroller
assembly manual

ちなみに公式サイトのトップでは、X9XというTR-909のクローンらしきものがComing Soonとなっています。Mira’s ReportではAudiobitsを勝手に応援しています。

DS-10をメイン素材として使う

↓説明から察するに、DS-10の音を素材としてDAWに取り込んで構成しているようです。ちゃんとミックスされているのでかなりそれっぽくなってますね。手軽なアナログ的音源+フレーズシーケンサーとしてDS-10を見れば、性能、コスト共に化け物です。

【DS-10】 DSTRANCE 【MyFirstDS-10】

DS-10を組み合わせてみる

↓こちらも同じ人の動画ですが、2台同時演奏です。いくらテクノでも1曲2台に分けて打ち込みするのって大変そうなんですけど、できてしまうこの人も化け物です。

【DS-10】 DSTRANCE2 【MULTI PLAY】

DS-10を使いこなす

↓そしてこちらはパターン選択もマニュアルならばカオスパッドなどコルグならではの機能を使ったパートはまさに演奏、まさにライブです(上の動画もそうなんですが、こっちは1台なんで分かりやすいかなと)。クラフトワークの電卓のカバーもありましたが、こっちのほうが現代的w タッチパネルのNDSでDS-10を出す神髄といったところでしょうか。というか可能なパフォーマンスにおいてこれ以上の完成形があるのかってかんじですね。

【DS-10】DS-10 002【KORG】

・・・ただただ、人もモノもすごいです。

話題のDS-10ということで、私はDS版DQ5のプロテクトに興味はあってもDSを持っていないという人なんですが、こうして動画で見ると流れが分かって面白いですね。

でも、ピアノロール画面では実際に音を出して確認できないようですので、ピアノロールがないと音楽に触ることすらできない私からすると不安といえば不安な仕様です。ちなみに最近のDTM作業は、USBの鍵盤つなぐのも面倒で、ピアノロールとマウスだけで入力しています。和音はどうするかというと、だいたいの音をまず置いて、それをループして聞きながら音を重ねていくという、非理論派っぷりです。

で、この動画ですが、クルクルと画面を切り替えながら編集する様子を見ていると、ファミコンのロードランナーやナッツ&ミルクでマップを作っていたのを思い出します。これならば、慣れるとすごい速さで編集できるようになるはずです。つうか例が古すぎですね。

リズムとベースとメロディだけなら簡単でしょうから、○分で○○を作ってみた…のようなものも出てくる気がします。この手のシンセの単純な波形の音(ファミコンみたいな音)は、(いろんな意味で)でかい音なんで、少ない音数でも楽しめてしまうのがいいです。

ニコニコ動画 – DS-10で鳥の詩を打ち込んでみた

とりあえず現時点で閲覧数が多めの動画を選んでみました。