私は最近はテレビを見るよりは、YouTubeとかで音楽を聞いたり（見たり？）、ラジオにしてもネットのストリーミングを聞いてる方が多いわけです。個人的な好みからいえば、ネットのほうが充実しています。
テレビも面白いっちゃ面白いけど、いつ見ても同じような芸能人が同じようなことしてる番組ばかりだし、アニメは深夜が多くて眠いし、ビデオの予約なんか忘れてしまうから無理です。番組への執着や愛がないと、いや、根性がないとテレビを見るのは難しいです。テレビの向こうのことなど他人事ですからね。
ラジオについてはこの田舎で聞けるFM局なんぞNHKと地元局の2局のみだし、地元局つっても内容はおおむね東京FMと同じで独自色があるのは金曜日くらいです。音楽だけやってる局があればいいのですが、田舎に都会と同じことを望んでもしょうがないので、ネットで聞きます、素直に。
未来って多チャンネルでオンデマンドじゃなかったんですか。
そこでテレビの未来となる地上波デジタル放送ですが、配信されるデータは暗号化されており、解除にはB-CASカードなるものが必要で、それをチューナにいちいち装備するという仕様なわけです。そのB-CASカードの供給を独占して行う胡散臭い会社の話です。
ITmedia – 「B-CASカード」――その存在理由と問題点
2chから引用
293 名前： ヘタスルト･ダスレー(埼玉県)[] 投稿日：2008/06/25(水)
Ｂカスは凄いんだぜ？
再発行請求して送ってくる封筒にすら住所書いてないからなｗ
送り主が私書箱とか、どこの胡散臭い裏ビデオ業者だよｗ299 名前： サム(福島県)[sage] 投稿日：2008/06/25(水)
>>293
うあｗ マジだｗ
東京中央郵便局１３５６号313 名前： サム(福島県)[sage] 投稿日：2008/06/25(水)
>>293
私書箱＝住所 になってるなｗ
そんなわけで所在地が分からなかったB-CAS社への会社訪問です。
GIGAZINE – 地デジの利便性を損ない、普及を妨げる原因となっている謎の私企業「B-CAS社」に行ってきました
このB-CASカードの発行や管理を行っているのが株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ、略してB-CAS社です。これまで長い間、会社の公式サイトに住所を掲載せず、つい最近になってあらゆる方面からその不透明な体質が批判されて、ようやく登記上の本店所在地のみ公開を行ったわけですが、本当にその住所にあるのでしょうか？ちょっとのぞきに行ってきました。
振り込め詐欺じゃないんだからｗ
そして朝日新聞の取材（Ｂ―ＣＡＳカード会社、財務内容公表せず 会社法違反）により財務状況があきらかに。朝日GJ。
すかさずチェックが入ります。
GIGAZINE – 地デジで有名な「B-CAS」の財務状況が明らかになったので税理士に鑑定してもらいました
公表されたデータは直近5期分となっており、最新になる第9期の売上高は98億6900万円、純利益は3億1300万円に達しており
普及率の低さから低所得者へのチューナ無償提供が取り沙汰される状況で、なかば税金のごとく売りつけている（貸し出している）B-CASカードでずいぶんと利益を上げられているようですね＾＾
というか、それ以前に、公共性がある放送（であるならば）に、DRMなんかかけるの？ってとこからおかしな話に思えるんですけどね。
税理士さんの分析によれば
・「棚卸し資産」の内容に違和感
・「売上原価」が納得できない
・「売上総利益」が減っているのがおかしい
・B-CASカードの原価
↓
↓ ということはつまり・・・
↓
・B-CAS社はただの「トンネル会社」、裏にさらに儲けている会社がある可能性あり
・取引先会社の一覧が必要
限られた収益源であるB-CASカードの扱いからこのような推測に及んでおり、さもありなんといったところでしょうか。利権の巣窟と化しているかもしれませんね。
記事を公開後、多くのタレコミがあり、中にはかなり信憑性の高いものも含まれていたので現在、裏を取っている最中です。はっきり言って想像を絶するぐらいむちゃくちゃな実態が見えてきました。
ということですので、続報を待ちます。
