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やはり早寝を試みてもすぐ起きてしまうので、どれくらい寝たかと思って時計を見ると、日付が変わってすぐでした。とりあえず窓を開け、涼しくなった空気を入れて、何か書くとしますかね。田舎なので蛙の声と虫の羽音が聞こえてきます。サラウンドで。大きめの地震の震動が伝わってくるときは、まず遠くの方の地響きがが分かるくらい、田舎の夜は静かです。

週末のニュースから。
ちっとも収まりそうもないサブプライムのバブル崩壊ですが
Yahoo!ニュース – 米住宅金融大手・インディマックが破綻 過去3番目の規模

インディマックは1985年、米住宅金融最大手のカントリーワイド・フィナンシャルが設立。カリフォルニア州に支店網を広げ、サブプライムローンよりも一段階信用リスクが低いAローンを主力に融資を急拡大。しかし、サブプライム問題を契機に融資焦げ付きが急増し、昨年度に創業以来の赤字転落となった。

ということで、低所得者向けのサブプライムローンよりもワンランクまともな商品を扱う金融機関まで、破綻の危機にあるようです。あちこちネットを見ると、このクラスの銀行は100行くらいあるようで、それらの多くが破綻懸念先となればえらいことです。金融崩壊ともなればドル安傾向がますます強まったり、原油などの商品の相場にはさらに資金が流入するかもしれません。資本主義が終わったとは思わないけど、自由主義経済の行き着く先がこれじゃあ金融先進国とかグローバリゼーションとか何だったのかっつう話ですよ。てゆうかドラマ監査法人は毎週見ている数少ないテレビです。

しかしインディマックというと、かのSGI(シリコングラフィックスです。どこかの宗教じゃないですよ)のワークステーションとマックが一緒になったのかと一瞬思うような名前なんですが、インディさえあれば勝てる…そう思っていた馬鹿な時代もありました。マックと一緒になった…というかマックに成り代わったのはNeXTでした。

iPhoneもこの系譜上にあり、旧MacOSとNeXTとNewtonの英知と失敗の経験が積み上がった端末のように思えます。昔は高い金出してPowerBookG3買ったりOSX買ったりして喜んでいた私も、今ではすっかりHPのノートPCとC2Dの自作PCなんですが、Apple製品への興味は尽きないし好きですよ。でも買う気がしないのは、ライフスタイルが合わないからだと思います。Apple色に染まれればいいんでしょうけど、私はそうではありませんでした。

そんなわけでもう2:00AM近いんですが、経済のニュースが騒がしい一週間になりそうです。

世界の王ともなるとかっこいいw

MSN産経ニュース – 王監督、二岡に「野球選手が9800円のところに行くな!」

遊ぶな!じゃなくて、もっとうまくやれよ馬鹿!という実に趣のあるお話ですねw

世間はiPhoneで賑わっているようですが、私の場合は例の2年縛りが1年半残っておりまして身動きがとれません。

以前のエントリーでハドソンのアプリについて書きましたが、ハドソンの人のインタビュー記事がありました。

CNET Japan – ゲームソフト会社から見たiPhoneの魅力–「ここまで整ったプラットフォームは世界初」

これは携帯電話向けアプリの開発を経験したことがある人でないと分からないと思います。海外向けの場合、携帯電話に移植するだけで1000万円規模のコストがかかるときがあるんです。それぞれの端末に合わせるためだけに、半年近くかかります。

だから、サンフランシスコにある当社の子会社に行くと、倉庫の中にデバッグのための端末が300台ぐらいずらっと並んでいます。すべて回線契約もしていますから、その管理だけでもものすごいコストがかかっています。

大変さのレベルは比べものになりませんが、私は携帯用の動画ぺージを云々するような仕事もしていたりして、その程度だってキャリアごと、端末ごとに対応するフォーマットが異なるから結構な手間をかけています。最大公約数的な対応をしないとコストがいくらでもかかってしまうので、個々の端末が高性能化しても、最適化したコンテンツというのは作りづらいです。

そういう意味でも、iPhoneだけで商売になる規模のマーケットがあるのであれば、ソフトメーカーとしても作り込みができるし面白くはなりそうです。確かに、今までの携帯端末というよりは家庭用ゲーム機のビジネスモデルに近いのでしょうね。ただ最初からネット接続とダウンロードストア(iTune)という流通が確保されているわけですから、ソフトメーカーには魅力的ですよね。携帯キャリアはインフラだけやっててくださいってかんじです。

Gizmode Japan – iPhoneの「ファミコン」エミュをテストしてみた

既にこんな楽しそうなものまで動いてるようですが、操作性は如何ともしがたいような… まあそのへんを切り落としてるところがアップルらしいっちゃらしいです。

6時間睡眠というペースにはなってるんですが、眠くなる時間が日に日にずれていって現在はといいますと、夜間がバリバリ冴えてる時間帯です。6時間睡眠は変わらないのに困ったもんです。無理矢理寝ようとしても寝られないのでブログ書いたりしています。

田舎なんで仕方なしにクルマで移動していますと、ラジオを聞いたりするのですが、微妙に懐かしい部類となったCorrsの曲がかかりました。普通のポップスですが、当時なにかで聞いたときにボーカルの音程がいいなと思って印象に残っていました。Corrsといえば有名なのはこの曲でしょうが、YouTubeに上がっていたライブ動画の中で、インストの楽曲がとてもよかったのを思い出したので貼っておきます。

しかしガソリン高えよどうしてくれるんだ。都内なんかクルマが減って渋滞が解消されたとかなんとか。投機だ、いや需給だとか、どっちだか分かんないんですが、個人的には投機だと考えています。連中は下々の者が家を失おうが餓死しようが知ったこっちゃないらしい。くそったれだ。しかし世界はいよいよ脱化石燃料に向けて動き出す。

・・・てなわけで、楽しい音楽でも聞きましょう。

The Corrs – Toss The Feathers

もひとつ よっ

The Corrs – Haste to the Wedding

また出てきたと思ったら放置だそうです。

ひろゆき@オープンSNS – インターネットにようこそ。

ネットに足場を置いてしまった企業が、
ネットユーザーと揉めたときに、
どういう付き合い方をするかという
実例になる気がするので、他人事として興味深く拝見してますよ、、と。

てゆうか、WindowsUpdateがきてたようで再起動しろってうざいです。間違って再起動したらこれ消えかねません。適当ブログだからいいけど重要な作業中だったら大変です。
で、こうも言ってます。

ただ、社会がネットに足を突っ込んでしまった以上、
ネット上の出来事が、社会に影響を与える出来事になってしまっているのですね。

そういう表現ができるのであれば、社会はネットと乖離したものという前提はもう過去のことなのかもしれません。社会の方からネットへやってきたと。

今日になって経済系ニュースの2サイトでこの話題に触れているわけで、社会とのリンクを感じさせるネタなわけですが、思想信条みたいな話ではなくビジネスの話なので分かりやすいです。下手うって商売になんなくなった、という。
technobahn – 毎日jpのビジネスモデルが事実上の破綻、低俗記事乱発で広告出稿が激減
日経ビジネスオンライン – 「毎日jp」が自社広告だらけに、ネット上に深いつめ跡残る

既存マスコミなどのメディアはこれまでのやり方では収益が伸びなくなってきているようで、それまで「便所の落書き」などと評していたネットに足を踏み入れたところ、痛い腹を探られてネットゲリラが総決起する事態です。なにせ無敵な人もいるくらいなんで大変です。私のような小物でもエントリーを書けば、ネットの指標ともいえる検索ヒット数を増やせます。

technobahnではこう書かれています。

 オンラインニュースサイトの収益が激減したといっても、会社全体で占める割合はまだまだ少ないのが現状。
 毎日新聞社の姿勢はとりあえずは事態を静観ということのようだ。

とはいえ新聞など発行部数は落ちる一方でもはや斜陽産業でしょうから、新しい商売の芽を台無しにしてしまったとも言えるわけです。

マスコミ不信てのは何かといえば、人が知りたいと思ってることをたいして伝えないとか、自分とこの勝手な事情によるバイアスのかかった報道だとか、高給取りが書いたウンコみたいな社説とか、そんなもんに金を出すのはアホらしい、ということだと思います。もちろん嘘を嘘と見抜けないとアレですが、今はネットに集まってくる生に近い情報と比較することができてしまいますので、昔はバレなかった手抜きや粗相もバレるというものです。

なんというか、ネットの話だからずっと(匿名であるがゆえの)便所の落書きのターン!とも見えてしまうんですが、そうじゃなくてつまり、マスコミのインチキは誰が伝え、誰が叩くかっていうことですよね。例えば近年は、食品のインチキがマスコミに伝えられ数々の企業が消えていくわけで、同じものを感じます。正義感などではなくて、それがまかり通るのかという道理の問題です。