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いわゆるIntelのネットブックのプラットフォームは、チップセットである945が古いというか、そぐわないといいますか、とにかくネックだと感じておりまして、安いといってもそれにカネ出すのはイヤだなと思っていたわけです。

そこで他社製のチップセットの登場となるわけですが、その結果こんなのが出てきました。ノートではないですが、この場合はネットトップというらしいです。ネットブックだとIntelやMicrosoftの制限にひっかかるんでしょうかね。

engadget日本版 – ION採用ミニデスクトップAcer AspireRevo、オンライン予約開始

AspireRevoはAtom + GeForceのNVIDIA IONプラットフォームを世界で初めて採用したミニデスクトップ。Atomとインテルチップセットのいわゆるネットトップと同程度の価格でありながら、 1080p HD動画再生やCall of Duty 4など3Dゲーム、さらにはGPUを汎用演算に使いグラフィック以外のアプリも高速化するCUDAに対応できる製品です。

ということでして、まともなGPUさえ載っていれば、安価かつ省電力でもかなり使えるPCとなるはずです。バリュー価格帯のPCが普通に使えてしまうと上位製品が売れなくなりそうで、制限をかけるメーカーの思惑はいろいろあると思います。しかし、技術的には今あるものの組み合わせだけで不景気に強いPCが出来上がってしまいます。

そういえば新Mac miniがIONなんじゃないかということでしたが、NVIDIAのチップセットを採用しつつもCPUがC2Dだったので、IONとしてはPCで初のお目見えとなりました。ネットブックに細工してLeopardをインスコしたら遅かったのでTigerにダウングレードした、という話をネットのどこかで読んだので、AtomにOS Xは重荷なのかもしれません。

こちらの関連記事ではベンチマーク等へのリンクがあります。

上田新聞 blog版 – NVIDIAの「ION」のベンチマーク

最近はワイド型の液晶モニタもすごく安くなってきましたので、ネットトップ+液晶モニタという組み合わせでもネットブックよりちょい高いくらいで揃うかもしれません。主に値段でネットブックを選んでいた人にも選択肢が生まれますね。

で、こちらはAMDのプラットフォームによる液晶モニタ一体型PCです。この発表は先月ですが、そろそろ発売されるようです。

ITmedia – BenQが日本のPC市場に参入 液晶一体型PCが5万円

ディスプレイが18.5型(1366×768ピクセル表示)の「i91」を4月中旬に、21.5型(1920×1080ピクセル表示)の「i221」を4月下旬に発売。オープン価格で、実売予想価格はi91が4万9800円、i221が5万9800円。

iMacの24インチモデルが売れているという話ですので、一体型PCもそれなりにニーズがあるのかもしれません。大型のワイド液晶がもたらすバリュー感もいいかんじです。

ただ、一体型PCというのはPC部分のスペックが陳腐化すると、つぶしのきかないゴミになりがちです。うちにもボンダイブルーのiMac Rev2が転がってます。モニタ部分に独自に入力端子が付いてればまだ救いがあると思うんですが、iMacにもBenQにもそういう雰囲気はないです。

しかしまあ、いろいろと安くなってますねー。

S-ATAカードを試す」の続き。

そもそも仕様が合わないS-ATA拡張カードを買ってしまったとあっては、努力を続けても無駄です。そこで、HDD単発でブート可能なカードを新たに買うということにしまして、探したところ、BUFFALOのIFC-PCI2SAにしてみました。結果としては成功です。というかべつに難しいことをやってるわけじゃなく、自分が適当にカードを買ったのが手間取った原因です。想定通りになったというだけの話でw

ブートに関しての設定は、BIOS上で行うのではなく、カード上のジャンパピンの差し替えでブートの可否を決めます。そうそう変更するもんでもないのでこれでいいです。

S-ATAカードに接続したHDDにCentOSをインストールし、そこからのブートも問題なくできました。わーい。さてこのPCを自宅サーバにしますかね。

ビジュアル的にAmazonを貼ったりしますが、NTT-Xなどのほうが安いです、ねんのため。

前回のエントリー「HDDをチェックする」の続き。

まだ検証中なんですが、途中経過を。

古いPC(HP NetVectra ちっこい CentOS5でサーバ的に使用)にHDD(S-ATA)をつなぐためにPCIのS-ATAインターフェースを購入しようということで、買ってみました。ネットで調べますと、評判も値段もそこそこだったのが 玄人志向 SAPARAID-PCI (SATA/RAID) というものでした。

搭載して起動すると、問題なく認識するのを確認して、S-ATAカードのBIOSからブートドライブの設定をしようと思ったんだけど、RAIDの設定しかないことにここで初めて気がつきました。何もメニューが選べないw ためしにPCのカバーを外し、もうひとつS-ATA HDDを接続してみるとRAID関連メニューがアクティブになってブートも設定できます。その設定残したまま単発にしてもダメだったw くそー。FastTrak66は単発でブートできたのになあ。

ちなみにCentOS5のインストーラにはS-ATAカードの処理チップであるVIA VT6421のドライバーがありましたので、インストールCD等から起動してしまえば単発HDDでも認識してインストールそのものはできてしまいます。

推測すると、CentOSでもWindowsでもOS起動後のドライバーの制御下でならRAIDでも単発でも認識すると思いますが、PCの起動ドライブにしようとするとカードのBIOSの影響を受けるということでしょうか。まあSCSI等と同じというか昔から変らないですね。

問題はSAPARAID-PCIというかVIA VT6421のBIOSということになりそうなんですが、チップ名で調べると、同じチップ採用カードでもRAIDとnonRAIDのBIOSをもった製品に分かれているようです。nonRAIDのBIOSを試してみたいとこなんですが、そもそも入手が可能なものなんでしょうか。

しょうがないんで他のPC用にとっておきますかね。エコどころか無駄な物が増えましたが。

今回はとりあえずここまで。はてさてどうしたものか。

1年前に電源を落としたサーバ用にしていたPen3/500MHz(CentOS5)のPCがありまして、このたび復帰を考えたわけです。起動して1年たまった分のアップデートをかけてしばらく放置。戻って確認してみると、なにやらものすごい行数のエラー表示と共にアップデートは失敗。

やれやれ、ウンコまみれの次はHDDかよ!っつうことで、HDDがヤバそうなので、バラしてHDDを取り出し、USB-IDE変換ケーブルを使ってWindowsPCに接続、チェックを試みました。

チェックツールにはフリーウェアのHD Tuneを使いました。chkdskコマンドの味気ないレポートよりもグラフィカルに見たいので。とりあえず窓の杜をリンク。

窓の杜 – HDDのベンチマーク測定や健康状態のチェックができる「HD Tune」

で、結果は…

hddtuneng_png8

オワタ\(^o^)/ エラーが確認された例の画像ってあまりないと思うので、アップしておきます。

エラー出てるのが端っこならなあ、パーティション切って触らないようにしてごまかすっつう手もありますが(激しく非推奨)、真ん中はちょっとw

で、このPC(440BX)は大きなHDDを認識できないんで、問題の80GBのHDDですらFastTrak66を経由して単発で使っていました。手元に余ってるのは80GBのS-ATAのHDDのみで、同様にS-ATAのPCIカードを買うかどうかといったところなんですが、そこまでするかなあといった印象で。

2万も出せばAtomベアボーンと必要なパーツが揃っちゃうし、省電力でまさにエコ替えといった世情ではありますが、知恵を駆使して物を大事に使うのもエコだと思うんですよ! エコを体現するのはケチなのだ! ざまぁ! というわけで最低限の投資であるS-ATAカードを買ってみようと思います。