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新しいVAIOが出ました。個人的に一連のネットブックに物足りなさを感じてたグラフィック性能がかなり向上しているようです。従来のチップセットではYouTubeやニコ動などの動画の再生には微妙に性能が足らないわけで、その動画もどんどん高解像度化していくからです。

以前VAIO U3という、今のネットブックよりも小さいサイズのPCを使っていました。Transmeta Crusoeという非力なCPUながらも長らく使用に耐えたのは、GPUとしてMobility Radeonが搭載されていたからで、快適に使うためには影響の大きい要素だと思います。性能が制限される製品ほど、バランスのいい構成であることが重要です。

type P の紹介記事もいろいろ出ているようで、とりあえずここらへんを。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090108/1022603/

普通に使うぶんにはAtom Z520というCPUは十分な性能を持っているでしょう。で、問題のGPUはGMA500というものらしく、あまり多くの資料はないようです。これがどういうものかというと…

http://ascii.jp/elem/000/000/137/137604/index-3.html

SCHはDirectX 9とOpenGLに対応したグラフィック機能(GPU)「Intel GMA500」を内蔵している。GMA500はインテルの独自開発品ではなく、Imagination Technology社の「POWERVR SGX」 コアを採用している。。POWERVRといえば、昔懐かしい家庭用ゲーム機「ドリームキャスト」にも採用されていたGPUだ。SCHのPOWERVR SGXは、当然ながらドリームキャスト時代のものから数世代分進化したものだ。。インテルのデータシートによると、Shader Modelの対応は“3.0+”と記載されている(GeForce 6~7世代と同等)。

ということでして、PowerVRが搭載されているようです。記事のように、懐かしのドリキャスで採用されていたGPUで、まさかまた名前を見る日がくるとは思いませんでした。元々組み込み用途ですよねたしか。ちなみに当時PC向けに作られたPowerVR系GPU(KYRO)搭載のカードにはとても苦しめられた記憶があります。互換性とかで。

そういうことで探してみると詳しいエントリーがありました。

http://blog.livedoor.jp/leisiel/archives/51181088.html

こちらにはセガサターンとかかれていますが、ドリキャスです。そんなわけでグラフィック性能向上はいいと思うんですが、Intelもそのあたりは実は地味に他社まかせで結局やる気あるのかどうか不明だったりするし、PC用のPowerVRによい印象がないんで、手放しでtype Pを褒めるのもどうかというスタンスですかね。OSの面でもVistaはXPに比べたらやはり重いですし。ただ、サブノートしては十分な性能ですし、価格設定はとても魅力的だと感じます。

AMDもようやくネットブック向けの新しいプラットフォームを発表していますし、この分野はしばらく面白そうです。

TVチューナでTV見たりMoEで露店を放置するためのサブPCが最近不調だったんですが、とうとう起動しなくなりました。WindowsのイベントログにDisk関連の警告がこれでもかと言うほど行列をなしていたことについては見なかったことにしてましたが、ダメでした。信じる者は救われない。

新年早々交換かよめんどくせーと思いつつ、ケースを開けてみると、SATAケーブルがどうもズレてるような雰囲気です。何度か抜き差しして起動してみると、あら不思議! 正常です。

このPCはスリムケースを縦置きにしている都合で、HDDのコネクタが下向きになる状態でマウントされます。重力の作用で外れてきてしまったようです。いや、まてよ、不調になる前にはこのPCにつっかかってコケそうになったことがあったんで、衝撃を与えたことも一因かもしれません。

というわけで、ケーブルはきっちり固定したほうがいいみたいです、という話でした。

私にとって年末は、TechNet Plus Directの契約更新時期でもあります。この契約をすると、引用しますと

TechNet Plus サブスクリプションは、情報システムの評価、導入、運用、管理を支援する IT プロフェッショナルのための年間購読サービスです。
マイクロソフトの最新技術リソースはもちろんのこと、製品評価版のソフトウェアやベータ版をダウンロードして評価目的でご利用いただけます。
その他、無償で 2 件までお使いいただけるテクニカル サポート インシデントや書籍の特別割引を会員特典としてご利用いただけるなど、
IT プロフェッショナルの業務をトータルにサポートします。

ということでして、まあ主にあれですよ、動作検証なんかをするのにWindowsのいろんなバージョンやらブラウザやらを片っ端から試さなきゃならん!といった時に好都合なわけです。

今年はWindows7も出るしね-。はぁ。つうか短期間にポコポコと出すんじゃねえよ!Vistaがいくら短命だといっても検証の手間はしばらく残るんだから!

で、契約すると、こんな会員証が届きます。いんないから少しでも安くしてくれよ。

technet

こちらの注意喚起によりますと

@IT – 年明けのUSBメモリ接続はシフトキー押下で、JPCERT/CC

USBメモリやフラッシュメモリカード、外付けハードディスクなどの外部ストレージを媒介したウイルス感染予防については、休暇中に社外で使用した外部ス トレージを社内の機器に接続する場合は、シフトキーを押しながらPCに接続することで自動実行を一時的に無効にすることを推奨する

オートプレイが有効な環境では接続即感染となりかねませんので、注意が必要です。たとえウィルス対策ソフトが稼働していても油断は禁物です。

先日こんなニュースがありました。

asahi.com – デジカメプリント注文機にウイルス 立川のビックカメラ

デジタルカメラの写真プリント注文機がコンピューターウイルスに感染し、利用者の持ち込んだメモリーカードにも感染が広がっていたことがわかった。

USBメモリはとても便利ですが、やたらとあちこちで接続する人は要注意ですね。で、この手のトロイにはこのタイプが多いと思います。

このウイルスはウイルス対策ソフトを停止させ、パソコンを起動できなくさせたり、オンラインゲームのIDやパスワードを盗み出したりする被害が確認されている。注文機にもウイルス対策ソフトが入っていたが防げなかったという。

たしかに対策ソフトをすり抜けるんですわ。手動でスキャンすると検知するものの、感染時は無反応です。検知できる状態というのは既に感染してる場合が多いのではないかと思います。不可視属性のゴミ箱に潜んでいたりします。

今年の夏ごろに親戚のPCで発生したケースがまさにこれで、この手合いはわりとやっかいでした。ちなみにそのときは、製品名を出せばウィルスバスターだったんですが、なんだかんだでOS入れ直してしまいました。